元AKB48のメンバーであり、2018年に卒業後はソロでタレントとして活動していた小嶋菜月が3月をもって芸能界を引退することを発表、引退記念となる写真集『またね』(トランスワールドジャパン)の発売記念イベントが、秋葉原のソフマップで開催された。
宮古島で撮影された今作は、「私がずっと行きたかった場所だったので、すごく楽しくいい時間を過ごせました」と振り返り、「最後の写真集ということで、すべての自分を見せながら自然体な私を撮ってもらえたらという気持ちで望みました」とコメント。タイトルについては「10年間の想いを込めて『またね』にしたんですけど、『バイバイ』とか『さよなら』とかだともう会えないんじゃないかと思える淋しさがあるので、またいつかどこかで会える日が来るようにと願いを込めてこのタイトルにしました」と説明した。
一番のお気に入りのカットは黒いワンピース姿だといい、「砂山ビーチというところで撮影をしたんですけど、ちょうど夕陽がきれいに当たっていて、海なので風が強かったんですが、髪の毛がちょっとクシャっと乱れながらも、今まで見せることのなかったような自然の大人の表情ができたので、最後に相応しい写真になりました」と紹介した。ラストとなる水着カットあるそうだが「今まであんまり白ビキニを着たことがなかったので、最後の写真集ということもあって定番な白ビキニを着てみました。爽やかな感じのグラビアが撮影ができました」とにっこり。
写真集の反響について聞かれると「まだ周りで見た人はいないんですけど、オフショットとかを見てもらったら、ママが「最後にきれいな写真を撮ってもらってよかったね」と言ってもらえたり、友達からもも今までで一番盛れているとか言われました。盛れているっていいんだか悪いんだかわかりませんね(笑)。10年芸能活動をしていて、今が一番盛れているってなんなんだろうと思いました。でもみんな買うって言ってくれています」と話うれしそうだった。
AKB48時代から仲良しの加藤玲奈とは、「写真集の最後に玲奈ちゃんと対談をしているんですよ。玲奈ちゃんは前回の写真集を発売したときに自分で購入してくれたんです。今回はプレゼントしたいです。そこで感想を聞きたいですね。以前にれなっち総選挙でも選んでいただいているので、今回はこれを見たら1位に選んでくれると思いますね」と胸を張った。
「今年は私のデビュー10周年なんですけど、これからを考える時期でもあったんですよ。コロナが流行って世界が大変なことにもなっている中で、今までやっていたお仕事もできなくなってしまい、お家にいることが長かったので、自分の将来を考えるようになりました。10年間好きなお仕事をやらせてもらって、やり残したことがないと感じたので、これからはひとりの女性として、次にステップに進みたいと思いこのお仕事を離れることを決めました」と引退の理由を明かし、今後については「これをやるとか明確なことは決まっていませんけど、一般のお仕事をするならば、看護師さんになるのが中学生のころからの夢だったんですよ。すぐ看護師になりますとか宣言はできませんが、福祉系のお仕事に就いて人の人生を支えられる救えるような、そんなお仕事に就きたいと思っています」と語った。
今後のSNSについて聞かれると「3月いっぱいで終わりにする予定ですけど、インスタグラムだけはそのまま自分のアカウントを今後も使っていきます。ファンの方と10年間も繋がってきたのが私の中ではすごく大きいので、そこだけでも繋がっておきたいので、インスタグラムだけは続けます」と最後にうれしい報告をした。