関ジャニ∞安田章大 写真集発売決定、脳腫瘍を経て触れた“生と死の輪廻”を表現

芸能総合 公開日:2020/08/14 5
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関ジャニ∞の安田章大の写真集『安田章大 LIFE IS』が9月24日に発売することが決定した。“写真界の芥川賞”と称される木村伊兵衛賞を受賞した、気鋭の写真家、岡田敦氏が撮影を担当。これまでのアイドルの写真集とは一線を画す、アーティスティックな作品が誕生した。



2017年2月9日、安田章大は脳腫瘍のひとつである「髄膜腫」の手術を受ける。MRIに写る大きな腫瘍。うまく切除できるのか、手術が無事済んでも、再び歌ったり踊ったりができるのか。その苦悩や葛藤は相当なものだった。しかし、一日も早く芸能活動に復帰することを決意。病のことは伏せたまま、アイドルとしてのステージに戻って来た。早々に芸能活動に復帰したため、どれほどの大病だったかはあまり知られていない。この手術の日を境に、安田章大の心に大きな変化が訪れる。


闘病中の自身の姿を見てもらうというのも、安田章大が伝えたかったことのひとつ。手術前後の病室でのありのままの姿や、腫瘍が映るMRIの画像からは、死の恐怖と闘う安田章大の姿が浮かび上がる。死を身近に感じたことで、大きく意識が変わった安田章大は、この経験を形にして伝えたいと思い立つ。安田は「経験したことを赤裸々に見せることも、大切なんじゃないのか。ラッキーなことに、届けられる仕事をしている。だったら、届けないでどうする」と話す。



2018年末、anan で「色気の哲学書」という対談企画が行われた。ホストである安田章大が好きなゲストを招くという設定で、かねてからファンだった写真家・岡田敦氏にオファー。初対面となった。岡田敦氏は、“写真界の芥川賞”と称される木村伊兵衛賞を 2008 年に受賞し、以降、活躍を続けている写真家。安田章大は10年に渡り、写真集や個展を通して、岡田氏の写真を追いかけていました。お互いのクリエーションについて熱く語り合う中で、意気投合。その後、安田章大の中で、写真集の企画が具体的なものとして形になって来た。


「伝えるためには? と思い立った時、即座に岡田敦さんが浮かびました。五感すべてで感じることが出来る写真家なんです。10年以上片思いをしてた岡田敦さんに、応援してくださっている大切な皆さんが見たことのない等身大の僕を写して欲しい」と安田は明かしている。交流を深めながら、何度となく、写真集の可能性についてディスカッション。こうして企画が生まれたのが、2019年春だった。


生と死はいつも隣り合わせにある。一度は覚悟した死から立ち上がり、生のありがたさを実感しつつ、同時にまた、生きていくことは死に向かうことでもある。病を克服した安田章大だからこそ表現できる、生々しい世界観。ロケ地には、美しくも厳しい自然が広がる北海道が選ばれた。


スタイリストに袴田能生氏、ヘアメイクにヤマサキヨーコ氏、と安田章大のことをよく知るスタッフが結集し、雪の舞う根室でロケを敢行。地元で活動するボランティア団体(根室・落石地区と幻の島ユルリを考える会)の協力を得て、ハードな撮影をこなした。「無償のご奉仕には感謝しかありません。人と人との繋がり、人の温もりの確かさ、ありがたさを心から感じました。ままならない環境の中、現場にいた5人が五角形の形を自在に変えながら対応していく。それぞれのクリエーションを、存分に発揮できたと思います」と安田は語っている。


安田章大と岡田氏のたっての希望で、中島秀樹氏にアート・ディレクションをお願いすることに。かねてから、岡田氏の写真を高く評価していた中島氏だが、想定していた構成案を、大胆な発想で次々まとめ直していった。


見開きの写真の迫力を活かすため、綴じの部分が平たく開く「クータ・バインディング」という特殊な製本を採用。写真集としてのクオリティの高さを徹底的に追究した。生から死へ、そしてまた、死から生へ。一枚一枚の写真が、引き込まれるようなストーリーとして完成した。


9月16日発売の『anan』では、安田章大、写真家・岡田敦氏、デザイナー・中島秀樹の3人による、製作秘話座談会を掲載。この写真集にそれぞれが込めた思いを語っている。発売に先駆けて、写真集から特別に抜粋したカットも掲載されている。



安田章大 コメント

命のこと、輪廻のこと、読み手によっては語れば語るほど押しつけがましくなるものだと感じています。ただ、経験値は独り占めしておくものではない、共有し共鳴してこそ意味がある。伝えたい信念は全て写真集の中に詰めました。「LIFE IS」が語ってくれています。もし、安田章大という生き物にご興味が湧いた方は、僕に触れてみてください。


書籍編集部 コメント

数々の写真集を出版してきましたが、今回は、「それらとは一線を画したメッセージ性の強い作品にしたい」という安田章大さんの強い希望で、まったくイレギュラーな制作過程を経ました。企画の発案は、安田章大さん。判型をどうするか、タイトルは、帯の文章は……。すべてについて、安田章大さんが考えて決めました。写真集としての完成度をまず第一に考え、造本にもコストをかけました。現在の安田章大の生身の姿を感じてもらえるだけでなく、生きるとは何か、死とは何か、コロナ禍で予断を許さない今の時代にどう生きていくべきか、さまざまなことを考えさせられる写真集です。何度も何度も、ページをめくってほしい。読者の皆さまにとって、一番大切な写真集のひとつに選んでいただけたらうれしいです。




【商品概要】

●書名:『安田章大章大写真集 LIFE IS』 撮影・岡田敦

●発売日:9 月 24 日(木)

●本体価格:予価 4,500 円(税別)

●体裁:A4 変形、クータ・バインディング製本(開きが平らになる特殊製本)

闘病中の写真を収録したミニブック付き

●出版社:株式会社マガジンハウス

●全国の書店、ネット書店で販売

※本記事は掲載時点の情報です。