コミック累計発行部数は7800万部を超えるという諫山創の超ヒット作「進撃の巨人」。世界中で愛されるこの「進撃の巨人」もいよいよ大詰め!?との憶測もあり、その結末を巡る議論は世界各国で行われている。
そんな「進撃の巨人」の最終話を巡る大きなヒントまでが“展示物(音声展示)”として体感できてしまう約5年ぶりの公式展示「進撃の巨人展FINAL」が5日より森アーツセンターギャラリーにて一般公開となる。
この「進撃の巨人展FINAL」一般公開を前日控えた4日には、同所で『「進撃の巨人FINAL」オープニングイベント』が開催され、フリー転身以降進撃の話題性となっている宇垣美里、そして3年連続M-1準優勝の実力派お笑いコンビ和牛が登壇した。
注目の宇垣はミカサのコスプレでミニ巨人の討伐を決めると「戦わなければ勝てない…」と作中名台詞を披露。ナリキリ具合も完璧だったのだが、ミカサモードから宇垣モードへと戻ると「恥ずかしかった!」とキュート過ぎるハニカミで会場を和ませた。
対する和牛・水田信二もリヴァイ兵長になり切っており「お前の両足の骨を折る」を連発すると、宇垣からは「リヴァイの台詞なのですが、顔が…」、相方である川西賢志郎からは「それ、怖いよ。“小太リ”ヴァイ」といった“立体機動ツッコミ”が入など、会場全体に笑顔の絶えない流れ。
昨今ではコスプレイヤーとしての注目度上昇も目覚ましい宇垣のコスプレについて感想を問われた和牛の2人は「ミカサそのものですよね」と感嘆の声を寄せており、宇垣自身も「こだわりポイントは前髪のこの部分」と眉間に垂れる部分を指し、「ミカサはエレンからもらったマフラーを大事にしているので、原作通りにマフラーも大事にしました」と原作愛を盛り込むことも忘れなかった。
この前髪部分に関しては、川西より「前髪のココにそこまでこだわってる人、たむらけんじさん以外で始めてみた」とのツッコミが入り、会場が大いに沸くという終始笑いと“進撃の巨人愛”に溢れるイベントとなった。
注目の「進撃の巨人FINAL」では貴重な原画の展示や諫山創のインタビュー映像、最終話の音声展示にアニメ声優陣による音声案内と盛りだくさん。中でも宇垣もお気に入りという巨人に破壊された街並みで繰り広げられる巨大映像コンテンツは必見だ。
同展は森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて7月5日より9月8日まで開催される。