「僕らは奇跡でできている」榮倉奈々、女優人生を振り返り「後悔はない」

芸能総合 公開日:2018/11/13 5
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常識や固定観念にとらわれない大学講師の相河一輝(高橋一生)の言動が、周囲の人々を大きく揺さぶっていくカンテレ・フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」(毎週火曜21時~)。連続ドラマといえば、主人公が成長したり、新たな人との出会いで主人公が変わっていく様子が描かれることが多い。だが、この作品の主人公・相河先生は中盤になってもまったく変わらない。それどころか、彼のマイペースっぷりはますます拍車がかかっている。そんな相河先生に大きく影響を受けているのが、歯科医師の水本育実。そこで彼女を演じる榮倉奈々に直撃インタビュー。水本育実をどう演じているかを聞いてみた。



――水本育実をどんな女性だと思って演じていますか?

「彼女はとても努力家だと思います。器用ではないので、プライドを持つことでギリギリ自分を保っているという印象を受けました。相河先生と出会って、そんな自分の価値観に疑問を抱いていく…おそらく彼女も今のままではいけないと薄々気が付いているはずなんです。でもプライドがあるので、なかなか認められない。そんな女性だと思います」

――では、これまで撮影を重ねてきて「僕らは奇跡でできている」って、どんなドラマだと思いますか?

「こういうタイトルだから、こういうドラマなんだろうと予想してドラマを見る方がほとんどだと思いますが、そんな中で、この作品は何のジャンルにもカテゴライズされないですし、タイトルからもどんなドラマか想像できないと思います。観る側が、さまざまなことを想像できる、余白のあるドラマ。映画だと、そういう作品もありますが、火曜9時の連続ドラマの枠で、このような作品を放送することは、とてもステキなことだと思いました。白黒はっきりさせることが正しいと言われている今の時代に“こういう人もいるよ、こういう生き方もあるよ”ということを提示するのとても大切なことだと感じます。ほとんどの人は相河先生みたいな生き方は出来ないと思います。でも、相河先生みたいになれなくてもいいじゃん! ということを言われているみたいで、私はこの作品が大好きです」

――育実先生は、そんな相河先生と対照的。まさに白黒はっきりさせるタイプ!

「そうですね…。私は育実として台本を読んでいるので、相河先生の立場に立って見どころを伝えることが難しいのですが、白黒はっきりさせなければいけない仕事に就いている方はたくさんいらっしゃると思います。隙のない生き方をしなければいけない仕事が増えているのかなとも感じていて…。そうしなければいけないという固定観念にとらわれている方は結構、いるのではないでしょうか。ただ、白黒はっきりさせなければいけない仕事をしていても、自分の思いは別にあってもいいのではないか…台本を読んで、そう思いました。なので相河先生と真逆に生きている育実は、もしかすると、最終話にかけて見る人の心に一番響くポイントになるかもしれないと思います」

――ちなみにご自身は?

「育実と一緒で、おそらく白黒はっきりさせたいタイプです(笑)。女優というお仕事は、微妙なバランスの中で生きているなと感じます。型にハマらなければいけないと教えられて生きてきましたが、型にハマれないところも自分の中にはあるはずだって…。そうなると、もう自分との闘いです(笑)」

――女優としてのキャリアを積み上げている榮倉さんですが、あらためて自分の女優人生を振り返ってみると?

「分からないというのが正直な気持ちです。私はどういうふうに見られているのかなとか…。それこそ育実と一緒で、無難なことを選んでしまいがちだと思います。女優業を選んで後悔したことはもちろんありませんが、女優って、道の選び方でいろいろと変わる職業だと思っているので、同じ職業でももっと違う人生もあったかなって考えることはあります。」

――女優に対するいろいろな思いが重なって今の榮倉さんがあるんですね。ちなみにお休みの日は何をされているんですか?

「一時期、ボルダリングにハマっていて、最近友人と“またやりたいね”と話しています。」

――アクティブなところは子供のころからですか?

「はい、小さなころから外で遊ぶことが大好きでした。近所に男の子が多かったので、走り回って遊ぶことが多くて、森へ行って虫を捕ったり…。今では考えられません(笑)」

――ということは、相河先生みたい昆虫に触れることも?

「もう今は出来ないです(笑)。」


榮倉奈々によるドワンゴ大喜利

Q.「ド」うしますか? 明日、地球が滅亡するとしたら。
「怖すぎます…、家に引きこもると思います」
Q.「ワン」コ派ですか? それともニャンコ派?
「どっちも大好きで、実家で両方飼っています。そぼろってワンコと、てっちゃんってニャンコ。てっちゃんはあだ名だったのですが、名前を呼んでもてっちゃんにしか反応しなくなったので、今はてっちゃんです(笑)」
Q.「ゴ」リラ、ラッパ、パリ。次に思い浮かぶ言葉は?
「リス、スルメ、メダカ。超王道じゃないですか!?」


文:今 泉

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