「ケンカツ」8話はアルコール依存症との戦いがテーマ、吉岡里帆のひたむきさに注目

芸能総合 公開日:2018/09/03 7
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毎週火曜よる9時放送のドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』は、吉岡里帆が演じる新人ケースワーカー・義経えみるの成長を描いたヒューマンお仕事ドラマ。安定を求めて公務員になったものの、配属されたのは生活保護受給者と向き合う激務必至の「生活課」。えみるは、受給者たちの壮絶な人生に直面し、困惑しながらも奮闘。目の前で困っている誰かのために汗をかき、自立への手助けをしていく。





第8話は、ケースワーカーとして2年目を迎えたえみるが、アルコール依存症の受給者・赤嶺岳人(音尾琢真)と向き合うエピソード。過剰飲酒が原因で膵炎(すいえん)を起こした赤嶺は、「このままでは死にますよ」と医師からも言われている。えみるは、もう二度と受給者を死なせたくないと、治療に向き合うよう赤嶺を説得。何とか禁酒を約束させるものの、いとも簡単に約束を破り、赤嶺は再び酒を飲んで大暴れ。そんな赤嶺にえみるはショックと怒りを覚える。

半田(井浦新)の導きで訪ねた「断酒会」で、アルコール依存症は自分の意思では決して酒をやめられない「病気」だと知ったえみるは、助けられるのは自分しかいないと奮起。何とか治療に結びつけ、赤嶺の命を救おうとするが、当の赤嶺には信じては裏切られ…。思い悩んでいると、見かねた石橋(内場勝則)がえみるに声をかけ、ある出来事を話し始める…。

決して無理はしない主義、ベテランケースワーカーの石橋五郎を演じる内場勝則に話を聞くと「(石橋は)いないようでいる、いるようでいない。そういう貴重なようで、どうでもいいような存在。でも若い頃は僕も半田さんみたいなことをしていたんよ、と(笑)」と笑顔で話す内場。普段は吉本新喜劇の座長として活躍している内場にアドバイスの極意を聞いてみると「自分の経験を、押し付けがましくなく言いたいな、と思います。アドバイスがアドバイスに聞こえない、何気なく心にしみたらいいな、と。聞いたら答えるけど、あえて自分から出しゃばってはこなかったこの人も、やっとヒントを言うたか!と(笑)。君だったらどうする?というヒントだけでいいと思うんです。新喜劇でも、後輩に、どうしたらいいですか?と聞かれます。そういうとき僕は、君の考えたギャグを僕が言ってもウケないし、僕のギャグを君が言ってもウケない、キャラクターだからねと言うんです。僕だったらこう考えるけど、君やったらどう考える?というヒントだけ言う、教えるとかではなくて」と微笑んだ。果たして、普段は出しゃばらない石橋がえみるに伝えたかった事とは?


さらに第8話のゲストとしてアルコール依存症の男・赤嶺を演じた音尾は「依存症は自覚出来るだろうと思っていたので、自覚できないことを頭で理解して芝居に落とし込む難しさはありました。監督とも話し合い、撮影の中であまり考え過ぎずにやっていきました」と撮影の感想を話した。またこれまでの放送を見て「難しいテーマだとは思っていましたが、じゃあ、悪者がいるのか? という話ではないですし、生活保護を受ける人達が怠惰な人達なのか? とは言い切れないわけですよね。色々な事情があって、ただの怠け者ではないんだぞと。だからこそ、人生の困難に寄り添い、こうやってカバーされているということを、少しでも色々な方に認知していただけたら」と語った。


さらに音尾が「相手を信じて、裏切られてもまた信じる。人と人との心のぶつかり合いを描いたヒューマンドラマが見どころです。赤嶺の抱えている問題は長期に渡るもので、家族の問題から出てきているものなのに、そういったものをひっくるめて向き合おうとしてくれる、えみるのまっすぐさ。そして頑張っても頑張っても上手くいかなかったりするのに、立ち向かっていくその強さ。そこをしっかり観てもらえればと。吉岡里帆さんという素敵な女優さんから、そのひたむきさを感じ取っていただければいいと思います」と語るように、撮影を通して感じた、赤の他人でありながら、人と人とが向き合うことを恐れないえみるのひたむきさに注目が集まる第8話をご期待ください!

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