カリスマ的人気を誇るコスプレイヤーえなこの呼びかけにより始まった『チャリティー撮影会』。
昨年度は、各企業やコスプレイヤーの協力を得て、合計300名の参加者 が来場し、総額268万円の売上金を、日本赤十字社を通じて西日本豪雨災害及び、北海道胆振東部地震の被災地に寄付した。
今年で2回目の開催を迎える『チャリティー撮影会』が4日、東京タワーの麓にある「スターライズタワー」にて開催された。
今年度は、昨年に引き続き主催のえなこ、火将ロシエル、篠崎こころ、宮本彩希のほか、インスタグラムに自身のグラビア写真を投稿し注目を集め、グラビア誌などにも掲載されている福岡在住の人気急上昇中のコスプレイヤー似鳥沙也加や、中国で生まれ育ち「次世代コスプレイヤー全国オーディション」でグランプリを勝ち獲った綺太郎が参加。さらに、『ドラゴンボール』に登場するベジータのモノマネで人気の、ピン芸人・R藤本も参加した。
3部制で、涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)、山咲杏(GANTZ)、レム(Re:ゼロから始める異世界生活)、メタトロン(モンスターストライク)、セツナ(回復術士のやり直し)などのコスチュームに身を包んだ人気コスプレイヤーたちはしきりにフラッシュを浴び、堂に入ったポージングでファンを魅了し続けた。
2部終了後に行われた囲み取材では、えなこがブラック・マジシャン・ガール(遊☆戯☆王)に、火将ロシエルがようやくお披露目できたというラマダ(FFBE幻影戦争)コスで、宮本彩希はオリジナルの青龍、篠崎こころはディアンヌ(七つの大罪)、似鳥沙也加は胸元がセクシーなファスナースコスで登場した。
主催者のえなこは「今回で撮影会の主催は2回目ですが、前回よりも事務所の方スタッフさん、たくさん打合せしまして、そして今回も素敵なモデルさん、R藤本さんにも来ていただいて、本当に楽しい撮影会でした。コスプレイヤーができることというのをこれからも考えて行きたいと思います」とあいさつ。
今年は、災害も多かったが、アニメを愛するファンにとって忘れがたい衝撃的な事件も起こった年となった。えなこは「今年度の撮影会の利益、チャリティー写真集の利益など、イベント売上金は全額、京都アニメーションさんへの募金や日本赤十字社さんへの義援金、動物愛護団体さんへの支援金として、寄付させていただきます。用途につきましてはお任せすることになるんですけれど、私たちモデルや、賛同者のみなさまで協力したもので、気持ちがこもったものだと思います。有用にお使いいただければと思います」と話し、今後もコスプレイヤーとして貢献できることは何かを模索してく。