伊藤彩沙、ポジティブに変われたきっかけの言葉「人生で考えたら 悩みは“点”」

アニメ・声優 公開日:2023/02/09 10
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声優・伊藤彩沙が、1月20日に自身にとって約3年ぶりとなる写真集『HONEY』(KADOKAWA)を発売。その等身大の表情や、初めてのランジェリーカット、さらにはマシュマロボディの水着姿が話題を集めている。


1st写真集であった前作には自身のこだわりを詰め込んだのに対し、今作では「客観的に伊藤彩沙をプロデュースしていただいたらどうなるのかなと思って、お願いした部分がすごく多い」という。


その結果、惜しみなく披露することとなった等身大の自分。「ありのままの私で大丈夫なのかな」と不安もあったが、伊藤曰く“モリモリのゴテゴテ”であったこれまでの撮影とは異なるナチュラルテイストに「逆に新しい自分かも」と挑戦を決意した。



SNS上に広がる反響は「めちゃくちゃ見ています」と明かし、「今回の写真集は“キュートでセクシーでヘルシー”ということをすごく大切にしていました。私が『こう思ってくれていたらいいな』と考えていた思いを、まさにそのまま感じ取ってくださっていることがわかって、『届いてる!』とうれしくなりました」と喜ぶ。


普段から自身へのコメントには積極的に目を通しているそうで、ファンに対して「自分を客観的に知る機会になるので、ぜひいっぱい(SNS上で)つぶやいてください(笑)」と呼びかけた。


初めて挑戦するランジェリーや水着でのカットに向け、身体作りも行った。「“マシュマロボディ”というワードには『おぉ』と思いました。以前からそう言っていただくことは多いですし、ありがたいことに『それがいいんだよ』と言ってもらえることも多いです。ただ、メリハリある体型への憧れもすごくあるので、ちゃんと締めるところは締めるように意識しました。特にお尻はグッと上がった感じがします」と胸を張る。


2013年の声優デビューから、ついに今年4月で10周年を迎える伊藤。「様々な活動を経て、表現の幅が広がってきたことを実感します。今回の写真集もそうですし、お芝居でもいろんな活動をさせていただきました。1つのジャンルに留まらず、色々なことをやらせていただけたからこそ、多くのことを吸収できた10年間だったなと思っています」とこれまでの活動を振り返る。


さらに彼女は「考えをポジティブに変換することが得意になったと思います。以前から私は反省癖がすごくて、トークの場とかで面白いことを言えないと本気で3日間くらい引きずってしまうんです。今でもそれがなくなったわけではありませんが、じゃあ次はどうしようか、と前向きに考える力はついてきました」と続けた。


かつての伊藤のように、引きずり癖がある人に対してアドバイスがあるかと聞いてみると、「私には、この一言を聞いてから変わったという言葉がある」と明かす。


「長い人生の中で考えたら、今のその悩みは点だよ、と言われたことがあるんです。今、悩んでいることなんて、点の1つにししか過ぎない。一瞬で過ぎ去るから、って。それで、たしかに、点だったら5年後には覚えていないかも、と思えたんですよね。だったらそんな点はすぐに切り替えて、次に向けて頑張ろう、と考えられる。自分にとってはその言葉がすごく大きくて、変われたような気がします。悩んでいる時は、そのことで頭の中が支配されてしまうと思いますが、長い目で見たら点だということを、ぜひ皆さんも考えてみてください」と悩める人々にエールを送った。


ファンに向けては「今まで色々な経験をさせていただいてきた中で、ファンの皆さんの支えというのは本当に大きいんです。落ち込んだ時に、一番励みになるのはファンの皆さんの言葉。いただいた手紙を読み返して、こんなに思ってくれる人がいるなんて本当に幸せものだな、頑張ろう、と何度も支えてもらいました」と感謝。


そして、今後の活動について「そんな存在である皆さんに、感謝の気持ちをお届けできるような何かができたらいいなということを今、計画中です。楽しみにしていただけたらと思います」と笑顔で予告してくれた。


取材・文・撮影:山田健史

※本記事は掲載時点の情報です。

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