数々の作品で印象に残るキャラクターを演じている声優の小野大輔が「強い思い入れがある」と語ったアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』の第3期『アーバンラマ編』にエド役として出演する。作品や、オーフェン役の盟友・森久保祥太郎への思い、さらには自身にとって活動20年となった声優人生を振り返った。
■ファンとして観ていた作品に参加する思いとは……
秋田禎信によるライトノベル『魔術士オーフェンはぐれ旅』(TOブックス刊)を1998年にアニメ化した『魔術士オーフェン』。小野は大学生だったときに本作のアニメに触れたというと「当時ファンタジー小説をアニメ化するブームが起こっていて、僕自身もいちファンとして楽しんでいました」と視聴者としてワクワクしながら作品を観ていたという。
「僕のアニメの原体験の中に刻み込まれている作品」と位置づけているほど小野にとって特別な作品だったという『魔術士オーフェン』。そんな作品が、シリーズ生誕25周年プロジェクトとして、新たに『魔術士オーフェンはぐれ旅』としてアニメ化。小野はその第3期に当たる『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』にエド役として出演する。
小野は「ファンとして観ていた作品なので不思議な感覚でもあるんですよね」と笑うと「そんな作品に声優になって参加できるというのは、喜び以外の何物でもないです」と素直な気持ちを表現する。