色彩検定の受験勉強を楽しくサポートするコンテンツ『教えて!色彩先生』が、2022年4月4日(月)より展開される。また同日より、梶裕貴が熱血講師キャラクター「紅太郎(こうたろう)」のCVを担当した第1話「Lesson1.色とは?」が公開。
個性豊かなイケボ講師たち
色彩検定公式テキストの難関箇所をピックアップし、個性豊かなイケボ講師たちがわかりやすく解説してくれる動画全7話が順次公開される。第1話では、CV梶裕貴による熱血講師「紅太郎(こうたろう)」が、色彩の基礎を講義。第2話以降のイケボ講師役を務めるのは、石川界人、内田雄馬、梅原裕一郎、江口拓也、下野紘、諏訪部順一の6人の豪華声優陣。誰がどのキャラクターを担当するかは、各話が公開されるまでのお楽しみ。是非予想してみよう。
ストーリー
主人公:私は今日からここ、「色彩学園」に通う新入生。
舞台は桜の花びらが舞い散る「色彩学校」。色彩検定合格に意気込む新入生の主人公は、チャイムを聞き、慌てて授業で使うテキストの確認をしようとした瞬間、誰かとぶつかってしまう。
???(CV:梶裕貴):怪我はない?よかった。拾うの手伝うよ。君、新入生かな?色彩の勉強、いろいろ大変だと思うけど、最後まで頑張ってね。諦めず努力すれば、きっと!夢は!叶うから!…っと、ごめん、1人で熱くなっちゃったね。
突然出会い、熱く語り、去っていた人物。主人公は彼のことが気になりつつ、教室にむかう。
教室に入ると、先ほど会った人物が教壇に。
紅太郎先生(CV:梶裕貴):こんにちは!今日の講師を担当する紅太郎(こうたろう)です。よろしくね!あ!君はさっきの…!やっぱり新入生だったんだ!
先ほど会った彼は、色彩先生の一人、紅太郎(こうたろう)先生だった。
紅太郎先生(CV:梶裕貴):色彩検定に向けての最初の一歩!まず、“色ってなに?”ってところから学んでいくよ。テキストの6ページから!
いよいよ本格的な講義が始まる。
紅太郎先生(CV:梶裕貴):まず、俺たちはなぜ色が見えているのかな?色を見るためには「光源」、「物体」、「視覚(眼)」の三つの要素が必要で、眼で受け取った情報を脳で処理して、はじめて色を認識することができる。今回三つの要素のうち「光源」について詳しく解説していくね!よーし!気合い入れていくぞ!光とは、電気と磁気のエネルギーが……(中略)
「色」について深く解説する紅太郎(こうたろう)先生。テンポ良く授業は進み、あっという間に終わりの時間に。
紅太郎先生(CV:梶裕貴):全部覚えられるか心配?ううん。君ならできるよ!この大きな壁を熱いハートで乗り越えてこそ!君の色彩マスターへの道が!開かれるんだぁ…っ!!
最後は紅太郎(こうたろう)先生による熱いエールで授業は終わるのだった。
7人の豪華声優陣インタビュー
――収録時の印象に残っている出来事や、動画の見どころについてお聞かせください。
梶裕貴:何と言っても、まずは「色彩検定」に関する講義がメインであり重要。なので、キャラクターらしさは大切にしつつも、はっきりと丁寧に読み、内容を正確にお届けすることを心掛けていました。普段使わない用語が沢山でてきたので多少混乱しつつ…(笑)、お聴きになる方々の頭の中に、できるだけ自然な形で言葉が入ってくるような喋りができればなと意識して読みました。その他ドラマ部分には、紅太郎先生の特徴である「隠れ熱血」な要素が散りばめられているのですが…そこに対しての演出の方のこだわりが凄まじくて!(笑)。ものすごいキャラ愛を感じました。素敵ですね。試行錯誤しつつも、ベストなさじ加減に辿り着けたのではないかと思っています。講義中のささやかなブレイクポイントとして、クスッとしていただけたら幸いです。
石川界人:色彩検定という実用的な資格での解説を目的としているため、学習の一環としてのわかりやすさを重視したコンテンツになればいいなと思いながら声を当てさせていただきました。キャラクター部分はキャラクターとして、解説部分は解説としてきっちり分けてほしいとの演出もありましたのでメリハリがあってわかりやすいのではないかと思います。
内田雄馬:今回は「先生」ということだったので、情報がわかりやすくお伝えすることが大事だと感じました。明るいキャラクター性に乗せて、色彩の事を丁寧にお伝えできていたら嬉しいです。梅原裕一郎:学生の頃の美術の授業を思い出しました。文字にすると難しく感じるかも知れない文章を、できる限り分かりやすく伝えたいと思いながら収録を進めました。
江口拓也:とにかくチャラい先生、というディレクションを受けました(笑)。でも一応先生だし、聴いている方に内容をしっかりと取り入れてほしかったので、その匙加減が難しかったですね。下野紘:今回、中二病的発言が多い役をやらせていただきました。『色彩検定』についての真面目な動画だと知って、どこまでその「中二病」感を出せばいいのか分からなかったのですが、「思いっきりやってください!」という演出をいただいたので、思いきりやらせていただきました!あ、もちろん、『PCCS』など、色に関するお話は真面目に説明させていただいてますので、ご安心を!!
諏訪部順一:楽しく収録させていただきました。自分もデザインをやるのですが、割と感覚でやってきた配色に関するあれこれが、実はきちんと理に適う感じでやれていた!と改めて知ることができて良かったです。勉強になりました。――学校が舞台の本コンテンツ。ご自身の学校生活に関する思い出エピソードについてお聞かせください。
梶裕貴:僕も図工や美術の授業が大好きだったので、今回、色彩先生の声を担当させていただけて嬉しかったです。学生当時は、なぜか「みんなと同じことをしても面白くない!」と、妙に頑な信念を持って作品づくりに臨んでいた記憶があります(笑)。中学時代の風景画の授業では、みんなが喜び勇んで校舎の外に飛び出し写生しているのに対し、それならばと、あえて自分だけ教室に残り、"誰もいない教室"というテーマで、黙々と絵を描いていたことを覚えています。要は、できるだけ角度を変えた視点からの作品づくりをしたかったのでしょうが…今思えば、ただただ意地を張っていただけのような気もしますね。いやいや、お恥ずかしい…(笑)。
石川界人:学生生活のことはよく聞かれるのですが、当時は友達が一人しかいなくてあまり明るい生徒ではありませんでした。かといって勉強ができるわけでもなくバイトと声優養成所と部活に明け暮れていました。内田雄馬:部活動に打ち込んでいました。自分のやりたい事に集中して取り組む事で、充実した学校生活を送れたと感じています。
梅原裕一郎:学校生活はとても楽しかったです。ただ、教師とは折り合いが悪く、仲良くなることはありませんでした。なので、バイトで塾講師をした際の反面教師になりました。
江口拓也:とにかく寝てました(笑)。早く帰ってゲームがしたい。そればっかり考えていた学生でしたね。
下野紘:色々な思い出がありますが…うちから僕が通う高校までの道のりが、桜並木や銀杏並木だったので、春には薄ピンク、夏には緑、秋は黄金色、冬は白など、四季を感じる通学路になってましたね。特に春は道路も桜色に染まるので、春を実感しながら通うのが嬉しかったですね!
諏訪部順一:小学校から大学まで、学校生活といっても幅が広すぎて……。いずれにしても、あまりに遠い昔のことなので、これといって。恐縮です。