宮下の回答に長井「そんなのわかるかっ!」
そしてプレミアム会員限定配信では、二人がお互いをどれくらい理解しているのかを試すシンクロクイズを実施。お題に対して同じ答えを出せば正解という企画だが、「君塚は巻き込まれ体質。ならば長井は何体質?」との問いに「おかん体質。いつも心配して気遣ってくれる」(宮下)、「イジラレ体質」(長井)と答えて不正解。「宮下にコードネームをつけるなら?」との問いにも「パン。収録前によく食べているから」(長井)、「ホウコウオンチ」(宮下)と回答は揃わず。そして「長井のテンションが上がるもの」との問いには「ゆいにゃのライブ。実際にテンション上がっているのも見ている」(宮下)、「キャラメルコーンのマロン味」(長井)とここでも不成立となった。
ついに迎えた最終問題。「宮下さんの譲れないこだわりは?」との問題に宮下は「スリッパの向き。帰宅後に履きやすいように揃えておきたい」と答えるも、すかさず長井は「そんなのわかるかっ!もう僕の答え違うわ!それ宮下さんの家に行かなきゃわからないことじゃん…」とお互い歩み寄ることなく終了となった。残念な結果だが、宮下は明るく「私の“伝われ!”ビームを受け取ってもらえなかった」と笑い飛ばしていた。
記念特番収録前には、長井新と宮下早紀に単独インタビューを実施した!
長井新&宮下早紀 インタビュー
Q: 今回のオーディオブック収録の企画を聞いたときは?
長井新(以下、長井):一度アニメでやらせていただいたシーンを再びオーディオブックという別の形で再現させていただく機会なんて、めったにないこと。あの楽しかったアニメ収録の雰囲気を再び、しかも二人だけで出来るというのは光栄なことだと思いました。
宮下早紀(以下、宮下):シエスタ以外の女性キャラをすべて演じさせてもらえるなんて夢のようですし、アニメ収録時の反省を活かして新たに挑戦できるのは嬉しかったです。特にアニメの第1話のアフレコは緊張していたし、シエスタという役柄や作品についても掴み切れていない時期でもあったので、作品を自分の中に落とし込めた状態で、オーディオブックという形で再挑戦できたのは嬉しかったです。
長井:自分たちとしても、よりバージョンアップした状態で出来るのが良かったですよね。
Q:しかも長井さんはアニメ『探偵はもう、死んでいる。』がアニメ初主演作。アニメ収録時の思い出は?
長井:初主演ということもあり、緊張も緊張で…。
宮下:それは私も同じでド緊張でした。パンが喉を通りませんでしたから。
長井:え!?収録前におにぎりを平気で食べていましたよね!?なにをモグモグ食べているのかと思って「お菓子ですか?」と聞いたら「いいえ、私はお菓子を食べいるのではありません。おにぎりです」とまるで中学英語の和訳みたいなことを言われて。あれは緊張からではなくて、余裕からくるもののはず…。それだけは強烈に覚えています!
宮下:私は絶対そんな言い方はしていません!もしそうだとしたら、ド緊張ゆえだと思います。長井さんとは初対面ですし、いきなり話しかけられた!と驚いて…。
長井:でも僕的にはそのファーストコンタクトがガッチガチに緊張していた収録前にあったので、すごく癒されて緊張も和みました。感謝しています。
Q:オーディオブック収録時の思い出は?
長井:事務所の先輩からブドウ糖を持って行くといいと言われて、初日は持って行ったのですが、意外と疲れずに平気だったのでそれからは持って行かなかったんです。でも最終日になったら、疲れで口が回らなくなってしまって…。先輩の言うことを聞かなかった自分を呪いました。ひたすら文章を読み続けるのは普段のアニメ収録ではないことですから、かなり体力を削られました。体力面を考慮してやらないとダメだと、普段のアニメのアフレコとの違いを感じました。
宮下:シエスタはクールで落ち着いたキャラなので、演じていてエネルギーの消費を感じることはありませんでした。でも夏凪渚やシャーロット・有坂・アンダーソンなど、感情型のキャラクターの声を出す時はエネルギーを使うので、すぐに疲れてお腹も鳴ってしまう。さっきおにぎりを食べたばかりなのに!?みたいな。エネルギーの消費が普段と違うので、そこが大変でした。
長井:次の日の収録では、おにぎりがもち米のおにぎりに変わっていませんでしたか?
宮下:変わっていました!
長井:スタッフの方々が我々のお腹の音を聞いて腹持ちを考えてくれて…。ありがたいです。
宮下:休憩時にはおやつタイムが必ずあって、おにぎりやたい焼き、パンとかご褒美とかがありました。
長井:僕もお腹が鳴ったらおやつタイムでした。