1998~2000年に放送されたアニメ『魔術士オーフェン』が2020年1月から『魔術士オーフェンはぐれ旅』となって約20年ぶりに新作でアニメ化された。そして2021年1月には第2期となる『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』がスタートする。20年前、主人公・オーフェンの声を演じた森久保祥太郎が今回もオーフェンを演じ、第1期で話題となったばかり。そして第2期の『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』では新たに鬼頭明里が参戦。鬼頭といえば、『鬼滅の刃』で竈門禰豆子を演じた注目の声優。今回、そんな森久保と鬼頭の対談が実現した。2人に『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』だけでなく、お互いの印象や声優の仕事について直撃した。
——森久保さんは第1期『魔術士オーフェンはぐれ旅』で約20年ぶりにオーフェンを演じ、そして第2期『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』もまもなく放送されます。今のお気持ちは?
森久保「1期を録っているときに2期の話はみじんもなくて。OAされてしばらくしてから“2期いけるかも”という噂を聞いたんです。20年ぶりにオーフェンを演じられただけでもうれしかったのに、再びオーフェンとして旅が出来るとなったときは“やった!”と思いました(笑)。しかも『~キムラック編』は20年前も描かれていないエピソード。なので、そういった意味では新鮮な気持ちで演じられましたね」
——鬼頭さんは第2期から新たに登場するメッチェンを演じます。
鬼頭「歴史のある作品に携われることができて私もうれしいです。実は1期のとき、別のキャラクターのオーディションを受けていて。2期からメッチェンを演じられるとは思っていなかったので、決まったときは驚きと喜びが同時にきました(笑)」
——メッチェンはどのようなキャラクターですか?
鬼頭「すごくクールで勇ましくてカッコイイ魅力的な女性です。遺跡盗賊団のリーダーなので、ちょっと裏が読めないミステリアスなところもあるんですけど、仲間思いで優しくて。でも、高所恐怖症なところはカワイイんです(笑)」
——鬼頭さんから見るオーフェンの魅力というと?
鬼頭「まず見た目の第一印象はクールでカッコイイ男性。でも、ほかのキャラクターとやり取りしているところを見ると、すごく気さくで優しいところがある人なんだなって思います。面倒くさいって言いながら、結局、みんなのことを助けたりして。いかにも主人公っていうキャラクターです」
森久保「原作の見た目だとつり目で性格悪そうに描かれてるんだけどね(笑)」