『劇場編集版 かくしごと』制作決定、神谷浩史「有り難くやらせていただいた」

アニメ・声優 公開日:2020/12/12 13
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4月2日よりTVアニメが放送された、愛と笑い、ちょっと感動の漫画家パパ×娘物語『かくしごと』。


12月12日に埼玉・ウェスタ川越で開催された「スペシャルイベント ~こんなイベントやって姫にバレたらどーする!~」にて、『劇場編集版 かくしごと』の制作が発表された。


鷲崎健が司会のもと、後藤可久士役・神谷浩史、後藤姫役・高橋李依、十丸院五月役・花江夏樹、志治仰役・八代拓、墨田羅砂役・安野希世乃、筧亜美役・佐倉綾音、芥子駆役・村瀬歩、マリオ役・浪川大輔 、古武シルビア役・小澤亜李、東御ひな役・本渡楓、橘地莉子役・和氣あず未と豪華キャスト陣が登壇し、トークやバラエティ企画、朗読などで盛り上がった。なお、今回のイベントは生配信も行なわれ、Twitterの日本国内トレンド入りも果たした。


最初は男性陣を中心に、「作品に関する思い出エピソード」で盛り上がり。神谷は「原作の漫画が発売されたとき、CMのナレーションをしたのですが、そのときはまさかアニメ化するとは思っていませんでした。アニメのオーディションを受けたのち、村野監督から「神谷さんで大丈夫」とおっしゃっていただいて。やはり作品は監督のものだと考えるところがあって、その監督が「僕に任せたい」と思ってくださるのなら、ということで、有り難くやらせていただきました」とコメント。


村瀬は「最初「魅力的なキャラクターが多いので、ほかのキャラクターも受けたい」、と思っていたのですが、マネージャーから「駆がぴったりだと思うから、この役だけ受けて下さい」と言われました。駆はほかのキャラクターにツッコミを入れても無視されてしまったりするので、僕のなかで『自分がマネージャーからどう思われているのだろう?』と不信感が募りました(笑)」と話し、笑いを誘っていた。


続いては、「好きな男性キャラクター」について、女性陣を中心に話が弾み、安野が「後藤可久士先生です。ダメなところはたくさんありますが、姫ちゃんの前ではちゃんとしたいという気持ちが伝わってきたり、自尊心の低いところは好きです」、高橋が「石川なんとかェ門です。内山昂輝さんに「姉さん」と呼ばれたのがすごくうれしかったので(笑)」と答えた一方、佐倉はなんと「該当者なし」。「愛せない欠陥(を持っている人物)が多すぎるんですよね。健康的な人がひとりもいないので……」と苦笑いしながら理由を語っていた。


続いて、登壇者たちが事前に選んだ「思い出に残っているシーン」について映像付きで紹介。小澤が第7号(話)で出てきた「漫画家の十戒」のシーンを挙げると、ここからキャスト陣が「声優の十戒」を挙げていくことに……。花江さんから「キャラクターに声が合っていないと言わないでください!」など、ファンに求めることが次々に飛び出し、ステージは爆笑に包まれた。


「~ギリギリルーレットーク~!隠し事は何ですか?」では、スクリーンに表示された、キャストの名前が入ったルーレットを回し、当たってしまったキャストは「かくしごと」を発表しなくてはならない、というドキドキのコーナー。一番ギリギリのエピソードを話した人にはお食事券がプレゼントされる、ということで、当てられたキャストは自身の秘密を赤裸々に暴露していく。そんななか、八代から「恥をしのんで、浪川さんに楽屋でサインをいただいてしまいました」というインパクト絶大のエピソードが紹介され、浪川との協力プレイ(?)に対し、お食事券が贈られた。


続いて、シリーズ構成・脚本担当のあおしまたかし氏が書き下ろした脚本による朗読劇「トニカクカワゴエ」。推しアニメのイベントチケットをゲットし、亜美がよろこぶところから物語が始まり、アニメイベントについての「あるある」が続々飛び出し、会場は笑いに包まれた。また、学芸会で劇をやることになったという姫たち“めぐろ川たんていじむしょ”とのほほえましい(?)やりとりなど、見どころ満載の劇となった。


最後は、大槻ケンヂとめぐろ川たんていじむしょによるライブステージ。まずは、めぐろ川たんていじむしょの4人がアニメのエンディングテーマ『君は天然色~めぐろ川たんていじむしょver.~』をイベントスペシャルバージョンで歌唱。横一列に並び、仲良く披露した。さらにここでスーツ姿の大槻が加わり、「愛がゆえゆえ」を5人で歌い上げ、会場からは自然と手拍子が沸き起こった。


今回『愛がゆえゆえ』の楽曲を担当した大槻ケンヂ率いる特撮だが、来年にバンド名義でリリース予定の配信シングルを制作中。2021年1月15日(金)に配信スタート予定なので、ぜひチェックしてみて欲しい。


夜の部には原作者・久米田康治先生が登場。さらに、劇場編集版の制作も発表され、会場からは祝福の拍手が上がりイベントは終了した。



<後藤可久士役:神谷浩史コメント>

「僕自身も楽しみにしているので、アフレコに気合いを入れて望みたいと思います。」と劇場編集版の公開へ期待が膨らむメッセージをいただいています。


―劇場版が決まったと聞いたときの感想

なんで…?と思ったのですが、本来、TVシリーズと原作を一緒に終わらせるという予定でしたが、原作の方が一ヶ月遅れて終了することになり、TVアニメシリーズで描ききれなかった部分を皆さんにお届けしようということで、劇場編集版をつくると聞き、それならたしかに作る意義があると思いました。

久米田先生は、姫目線で良いところだけを抽出していくと、元々ギャグ漫画なのにギャグの部分がなくなってしまって、自分のアイデンティティーがゼロじゃないかとおっしゃっていましたが(笑)

TVアニメとは違った、原作に準拠した『かくしごと』を、姫目線でお届けするという、新しい試みの劇場編集版を楽しみにしていてください。



―ファンのみなさまへ向けて一言

自分たちが頭の中でしか補完できなかった原作のラストを、TVシリーズをつくった村野監督をはじめとするスタッフたちが作ってくれるということで、ファンの皆さんもそうだと思うのですが、僕も楽しみにしています。

また、全く『かくしごと』を知らないという方に進めやすい作品になると思っています。

色んな作品、コンテンツ、You Tubeにて10分くらいで楽しめるものなどが多い時代、TVシリーズを1作品まるっと勧めるのはハードルが高い気がします。ただ、劇場作品1本なら観てくれるんじゃないかなと思うし、『かくしごと』は勧めやすい内容になっていると思いますので、劇場編集版を観て気に入っていただけたら、TVシリーズを観ていただいたり、久米田先生の原作を読んでいただけたら嬉しいとおもっています。

とにかく、僕自身も楽しみにしているので、アフレコに気合いを入れて望みたいと思います。


©久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

<Text/佐伯敦史>

<Photo/石垣星児>

※本記事は掲載時点の情報です。

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