Kis-My-Ft2の宮田俊哉が9日、都内で行われたアニメーション映画『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』の公開記念舞台挨拶に内田真礼、山寺宏一と参加した。
大のアニメ好きで声優初挑戦の宮田は、Kis-My-Ft2の多忙なスケジュールを縫って声優・浪川大輔に師事してアフレコに臨んだという。それを知った山寺から「売れっ子がそこまでやるって聞いたことがないよ!その姿勢が凄い!」と驚愕されると「僕はアニメが大好き。そんな自分が声優として参加することによって『宮田がいない方がいい』と言われるくらいだったら、無理をしてでも作品の一部にならないと嫌だった。頑固なんです、僕」とはにかみながらも熱い想いを吐露していた。
『妖怪人間ベム』生誕50周年を記念して放送された新生アニメーションの劇場版。まったく新しい解釈で生まれ変わった原作の持つ設定やメッセージ性を残しつつも全く新しい解釈で描く。
ノリが軽いお調子者のバージェスを演じた宮田は「難しくて悩んだシーンは戦う場面。ベムに電撃を浴びせられて貫通するけれど、そんなときってどんな声が出るのだろうか?と。僕は貫通したことがないので」とバトルアニメならではの表現に苦戦。収録前には「自宅で『ウガ!』とか攻撃を喰らったときの練習を結構大きな声でやっていたので、近所に通報されるかと思った」と熱の入った役作りを報告した。
またバージェスが変身した際に「股間がツルツルだったことにビックリした」という宮田に山寺が「でも実写化するならやるでしょう?」と聞くと、宮田は「僕もツルツルにしなければいけないってことですね!?」と驚きつつも満更ではなかった。
一方、宮田の声優としての力量について内田は「上手でビックリ!ナチュラルにベムの世界に馴染んでいた」と絶賛で、プロからのお墨付きに宮田も「これは嬉しいっすね!」と気色満面。山寺も「アドリブも含めて素晴らしい。軽やかだし、やっていて楽しかっただろうなぁと。だから実写でもツルツルでやってほしい」と股間ツルツルを最後まで推していた。