2020年7月14日より全国順次発売となる長編小説『俺の残機を投下します』(山田悠介・著)で進行中のPVプロジェクトに、新たに人気声優・梶裕貴と花澤香菜の2名が参加することが発表された。
また、PVの短縮版となる「ショートバージョン」ならびに本書の表紙画像が、本日6月25日より特設サイトおよびYouTubeにて公開された。PVのフルバージョンは、7月14日より7月31日まで、プロジェクト協力書店の店頭限定での先行公開となる。
『俺の残機を投下します』は、昨今注目を集める「eスポーツ」の近未来を舞台に、家族の絆や生きることの意味を見つめ直し、再起をかけるプロゲーマーを描いた、著者・山田悠介渾身の最新長編小説。
本作をイメージしてカリスマ的ボカロP・カンザキイオリが書き下ろし、大人気Vシンガー・花譜が歌ったテーマソング「畢生(ひっせい)よ」を軸に、数々の大ヒットアニメに参加する人気イラストレーター・米山舞が描き下ろしイラストを提供。特設サイトでは、PVのショートバージョンや、各参加者のプロフィールとコメントが公開中だ。
このPVに、主人公・一輝と三人の残機役として梶裕貴が、また主人公の元妻・結衣役として花澤香菜が、それぞれ熱い演技でキャラクターボイスを吹き込んだ。
<梶裕貴コメント>
人生は選択の連続です。
自分で選ぶからこその喜びがあり、同時にそこには、自分で選んだからこその責任が伴う。
かつて「ゲーム=遊び」でしかなかった価値観から、「ゲーム=仕事」という新たな文化を確立させたeスポーツ。 主人公の一輝は、そんな世界で戦うプロゲーマーです。
ゲームの世界も人生も、生半可な覚悟では生きていけない。
“残機は限られている“ということを、あらためて強く感じさせられる作品です。
<花澤香菜コメント>
『僕ロボ』に続いて山田先生の作品に関わることができてとても嬉しいです!
いち早く読ませていただきましたが、作中で特に印象的だった台詞を声に出すのは緊張しました。 結衣ちゃんの持つ逞しさや愛に溢れているところを大切にしながら演じています。
作品と共に、この格好良いPVも楽しんでいただきたいです!
【本編あらすじ】
2030年、横浜。 家族を捨てて、世界一のプロゲーマーを目指す一輝。 それでも最近は成績が振るわず、徐々に心も荒んでいく。 そんなとき、悩める一輝の前に謎の三人組が現れた。 当初、不審に思い避けていた一輝だったが、彼らの命を賭けた切実な想いが、少しずつ一輝の凍った心を溶かしていく。 元妻の結衣や一人息子の晴輝との絆を取り戻し、eスポーツワールドカップ・格ゲー部門で奇跡の快進撃を見せるのだが…… そこに待ち受けていた最大の危機。 はたして一輝は愛する人たちを守ることができるのか? そして最後に選んだ一輝の答えとは?
【著者プロフィール】
山田悠介(やまだ・ゆうすけ)
1981年生まれ。 2001年デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーになると、その後『親指さがし』『パズル』などヒット作を立て続けに発表。 10代を中心に圧倒的な支持を得る。 映像化作品も多数。 著書に『スイッチを押すとき』『その時までサヨナラ』『僕はロボットごしの君に恋をする』などがある。
【書誌情報】
タイトル:俺の残機を投下します
著者名:山田悠介
体裁:四六判/384ページ
本体価格:1,150円(税別)
ISBN978-4-309-02899-6
発売日:2020年7月14日より全国順次発売