声優・アーティストとして活躍する伊藤美来が、アニソン定額配信サービス「ANiUTa」が人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」に登場。ドワンゴジェイピーnewsでは、そのインタビュー記事の一部と撮り下ろし写真のアナザーショットをお届けする。(TOPの画像は独占未公開カット!)今回は第2回目となる。
──第2回目からは、現在までの歩みやアーティストとしての考え方をひもといていくインタビューへ。まずは恒例、子供の頃の話を伺うところから始めよう。
「幼少期は、人見知りせずに誰にでも話しかける子だったと母に言われました。見ず知らずの工事現場のおじさんにも、テケテケテケって寄っていって話しかけるみたいな(笑)。ショッピングモールの子供広場でも、すぐに友達を作って一緒に遊んでいたそうです。
それが小学生になると落ち着いたというか、自我を持ち始めて、クラスの中でも後ろの方でひっそりとしているようになりました。先生にしかられるのがとにかく嫌いで、目立たないように気をつけて。でも、友達がいなかったわけじゃなく、学校が終わると公園に集合して、仲のいい子たちと遊んでいました」
──そんな学校での過ごし方が中学生になっても続く。一方で、芝居に対する関心が少しずつ大きくなっていった。
「学校では目立たないように、しかられないようにしていたんですけど、演劇やミュージカルを観に行くのが好きで、家ではドラマや映画もよく観ていたので、お芝居に興味を持つようになっていったんです。アニメはあまり観ないで実写ばかりでした。でも、女優さんやタレントさんになりたいという考えはなくて、お芝居っていいな、面白そうだなとなんとなく思っていた感じでした」