ベテラン声優・浪川大輔はどう考える?芸能人の声優挑戦と声優の他業種進出

アニメ・声優 公開日:2019/07/29 45
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俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃が出演した2016年放送のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『僕のヤバイ妻』がトルコでリメイクされ、映画・チャンネルNECOで『My Dangerous Wife/「僕のヤバイ妻」トルコ版』として放送中(再放送は2019年10月予定)。ヤバイ妻に振り回される主人公(セチキン・オズデミル)の日本語吹替版声優を務めるのが、洋画吹替やアニメ声優界のトップランナー・浪川大輔だ。


ここ数年、アニメ作品や洋画作品において、本業・声優ではないタレントや俳優の吹替版声優としての起用が増え、ネット上ではそれが議論の的になっている。幼少期から吹替畑で鍛えられ、声優としてのキャリア30年を越えるベテラン・浪川は、そんな現状をどのように考えているのだろうか。




結論から先にいうと、浪川は賛成の立場をとる。「確かに芸能人の方が吹替版声優を務めることは多いです。そもそも俳優さんなり、タレントさんなり、自分の本業の道を確立された方が声優に起用されていると思うし、声の仕事が上手な方もいます。それに対して声優が『悔しい!』と思うのであれば、自分が実写映画やドラマに出ればいいだけの話です」と断言する。


メディアミックスの時代。近年は声優が俳優業や歌手業に進出するケースも増えている。これに対しても浪川は前向きだ。だがそれには条件がある。「声優が他業種に挑戦するのは、このメディアミックスの時代にはありです。でも声優業で、ある程度の自負と周囲からの認知が必要。それがあって初めて別の道で活動するべきだと思う。毎週のように歌って踊っているけれど声の仕事はほとんどありません…では違う。まずは声優という本業に対してどれだけのプライドを持ってやれるかだと思います」。何事にも『自分の道を確立』しているか否かが重要だ。

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