「劇場版シティーハンター」神谷明、アニメ業界では異例の撮り直しを明かす

アニメ・声優 公開日:2019/02/17 16
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新宿を舞台に様々な依頼を受け、法で裁けぬ悪と闘う「シティーハンター」こと冴羽獠。超一流の射撃の腕をもつ、裏社会No.1の始末屋(スイーパー)だが、無類の女好き。相棒の槇村香は依頼人の女性に手を出そうとする獠を時に“撃退”しつつも、仕事のパートナーとして獠を支え互いに成長していく。2人の活躍を時にハードボイルドに、時にコメディチックに描いた北条司による原作は1985年「週刊少年ジャンプ」で連載開始。87年にTVアニメが放送開始され、シリーズ140話、スペシャル3作に加え、劇場版3作を数える大ヒット作となっている。そんな「シティーハンター」が2019年、<現代の新宿>を舞台に完全新作オリジナルストーリーで復活、『劇場版シティーハンター 』として2月8日についに公開となった!

全国251 のスクリーンで封切られた本作の興行成績は、土日の2日間で観客動員数179,980人、興行収入 257,118,420 円を記録! 公開4 日間《2/8(金)~2/11(月・祝)》は観客動員数 324,824 人、興行収入 451.596,920 円を記録する“もっこり”大ヒットスタート! アニメ作品では週末興行収入ランキング1 位に輝いた。昭和の終わりに始まった“シティーハンター伝説”が、平成がまもなく終わりを告げる今年、“新たな伝説”として再び輝きを放ってる!



そんな大ヒットを受け、2月16日に新宿バルト9にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、神谷明伊倉一恵、一龍齋春水、こだま兼嗣(総監督)、諏訪道彦プロデューサー(読売テレビ)、植田益朗プロデューサー(スカイフォール)、小形尚弘プロデューサー(サンライズ)が登壇した。客席から登場した神谷、伊倉、一龍齋に会場からは大きな拍手と歓声が上がり、更に神谷が「待たせたな。俺を呼んだのは君だろ」と劇中の台詞を使って挨拶すると、会場は一気に熱を帯びた。  

公開から一週間が経ち、周囲からの反応を聞かれたこだま総監督は「この業界に携わっている人たちから大きな反響を受けております。」とコメント、現在声優学校の先生として教えているという伊倉は「生徒達が尊敬の目を向けてくれるようになりました(笑)鼻が高いです(笑)」と笑顔で語った。神谷は「ツイッターをやっているんですけども、昨日【厳しい目を持って観に行ったんですが、面白くて楽しかったです】というツイートを見てほっとしました(笑)声優になった時の夢が、【親子二代で観てもらえるように声優として長生きしたい】でした。今三代になりつつあります。もうちょっと頑張らないとね(笑)」とそれぞれ周囲からの反応について語った。植田は「私はネットを探りまくって、悪いことを書いてるやつを潰しています(笑)スイーパーですから(笑)」と冗談を交えつつ、「色んな方から祝辞を頂きまして、本当に嬉しいです。今日こうしてここに立っていられるのも、皆さんのお蔭です。本当にありがとうございます」と語った。

今だから話せる制作現場、アフレコ現場の裏話について聞かれたこだま総監督は「今回は新宿の街を描こうと思いまして。前のシリーズでは新宿の特定の場所が分かるようには描いていないのですね。ただ今回は映画という事で冴羽獠が生活している場所、そこに冴羽獠がいる、訪ねて行ける場所を映像できちんと出そうとしました」とコメント。この話を受けて諏訪がバスターミナル新宿についてと話しだすとこだま総監督が「元々脚本に入って無かったのに諏訪さんがいきなりバスターミナルで戦ってくれって言いだして(笑)」とバスターミナルが作品に登場した経緯を暴露し、制作陣の仲の良さが伝わってくるやりとりを見せた。

神谷は自身の演技について「音声だけ入ったDVDを貰って見せて頂いたんですけども、再放送で聞く冴羽獠の声と劇場版の声が違っているかなと思い、特に冒頭部分はもっと当時に寄せたい、皆様に違和感を感じられないようにしたいと思い、撮り直しをさせて頂きました」とアニメ業界では異例である撮り直しを行ったことを明かした。一龍齋は「今回若い人たちが私達の演じているところをずっと見ていて背中に視線が刺さって(笑)自分が願っている音が出ないときに、『皆外に出て下さい』とお願いしてしまいました(笑)」とアフレコ時の話を語った。また、小形が先輩である諏訪、植田に対し「今回で諏訪さん、植田さんが業界から引退されるということで、そういう気持ちで作りました(笑)」と語り、諏訪、植田からツッコミを受ける場面もあった。

また、今作の大ヒットを祝してTM NTEWORKの宇都宮隆からお祝いのメッセージが寄せられたことが司会から伝えられ、会場は歓声に包まれた。

TM NETWORK 宇都宮隆コメント全文

改めて「劇場版シティーハンター」公開おめでとうございます。今回のシティーハンターのエンディング楽曲において、北条さん含め、スタッフの皆様満場一致でオリジナルの「Get Wild」を採用いただいたというお話を耳にして、とても嬉しく思います。2019年の今なお愛されるシティーハンター。今回の作品にも携われたこと、大変光栄に思うと同時に、心より感謝いたします。引き続き多くの方に見てほしい作品です。 TM NETWORK 宇都宮隆

最後に神谷が「“次”に繋がるように皆で頑張っていきたいと思います。どうぞなお一層、シティーハンターご贔屓の程お願い申し上げまーす!!」と挨拶、会場は割れんばかりの拍手に包まれて大盛況のまま終了した。

(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

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