不動の人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズの劇場版第21作目となる「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」がついに7月13日(金)より全国公開となった。
今作ではポケモン映画シリーズ開始以来20年間監督を務めてきた湯山邦彦氏が、テレビアニメ「ポケットモンスター XY」の監督を務めた矢嶋哲生氏にメガホンを託したことが大きな話題に。また、アニメーション制作会社OLMが、「進撃の巨人」などの代表作で知られるWIT STUDIOとタッグを組むなど制作体制の大きな変化にも注目が集まっている。そんな注目作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」公開記念舞台挨拶が7月14日(土)、TOHOシネマズ日比谷スクリーン12にて開催された。
毎回豪華声優陣が話題となるポケモン映画だが、今回の舞台挨拶にも川栄李奈(リサ役)、濱田岳(トリト役)、大倉孝二(カガチ役)、野沢雅子(ヒスイ役)、中川翔子(リク役)、山寺宏一(オリバー市長&ゼラオラ役)、松本梨香(サトシ役)、そして矢嶋哲生監督にピカチューとゼラオラという超豪華な面々が登壇。
今回初参加となる川栄は超満員の客席を眺め「ちびっ子が多いのかと思ったら大人が多くてビックリ」と会場を沸かせると、同じく初参加の大倉は「期待に答えられるかプレッシャーでしたけど、どうでした?」と会場に問いかけ大きな喝采を浴びた。
また、ポケモン映画には12作連続で出演中のポケ女代表しょこたんこと中川は「ポケんちは!」と定番の挨拶で切り出し、昨今ではポケモンのおかげで友達と出かけることもあるということで、青春を取り戻しつつあるという。
そして主人公サトシの「ポケモン、ゲットだぜ!」の名フレーズにちなんで「この夏ゲットしたいもの」というトークテーマになると、初参加の濱田は「人生2度目の幼児体型がやってきてしまったので、メリハリボディをゲットしたい」とし、こちらも同じく初参加の野沢は「大型夏休みをゲットしたい」としたが…、もちろん多忙のためこの願い実現は少々お預けとなりそうだ。
20年連続出演組としては山寺が「クロールをゲットしたい、肩関節の柔軟性をゲットしたい」と五十肩の辛さを吐露し、松本は「みんなの笑顔をゲットだぜ!」と見事に個性豊かな面々をまとめてくれた。
巨大モンスターボール型くす玉も無事に開いた今回の「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」公開記念舞台挨拶。この深い感動を呼ぶテーマの意欲作は、記録的な勢いで全世界のポケモンファンの笑顔を続々とゲットしてくれることだろう。