川栄李奈「愛を詰めました」KUBO舞台挨拶に全身黒ドレスで登場
全国大ヒット公開中の、ストップモーションアニメの最高峰「スタジオライカ」が、日本を舞台に描くストップモーションアニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」。この度、日本語吹替え版声優を担当するピエール瀧(クワガタ役)と川栄李奈(闇の姉妹役)が初登壇、映画の公開を記念し、舞台挨拶が行われた。 もともとライカファンで「KUBO」の世界の虜になったピエール瀧は、映画への愛を語り、また、恐ろしい風貌と迫力でクボたちを追ってくる“闇の姉妹”の2役を演じた川栄李奈は、そのダークな役どころをイメージした衣装で登場。声優としての演技の苦労したポインとや感動したシーンなどたっぷり語った。 盛大な拍手のなかピエール瀧(クワガタ役)と川栄李奈(闇の姉妹役)が登場。ライカ作品「コララインとボタンの魔女 3D」(10)の大ファンだというピエールは今回日本語吹き替え版でクワガタ役を担当したことについて、「『コラライン~』を観た当時、ストップモーションアニメの技術がここまで来たんだと感動していたんですけど、それから声優をやらせてもらえることになるなんて。ライカの一員になれて嬉しいです。二つ返事でこの仕事を受けました!」と熱い思いを明かし、「ぜひ周りの人たちに勧めてほしい。仕事サボってでも観るべきだと思う!」と映画の魅力を猛アピール。闇の姉妹役で初のヒールに挑戦した川栄李奈は、そのダークな役をイメージさせる全身黒いドレスで登場。「私も『コラライン~』が大好きだったので今回作品に参加できて嬉しかったです。」と喜びのコメント。 全編ストップモーションのため、一週間で約3秒の映像を撮影する緻密な作業工程の本作。「とんでもない努力から生まれた。画面の奥に写ってる人や物まで、全部に人の手が入っているんだという贅沢な作品。」とスタジオライカのクリエイター達にリスペクトを込めコメントしたピエール。またクワガタ役を演じるにあたり、「なるべくオリジナルのマシュー・マコノヒーの雰囲気を残し、自分なりの表現をいれて行った。」とこのオファーへの心意気も明かした。川栄は、今回闇の姉妹役に挑戦するにあたり、その演技をひたすらに練習したそう。「オリジナルのルーニー・マーラさんのようにぞくっとするような話し方を練習しました。高笑いをするシーンは、普段から笑っていることが多いので得意だったかもしれません(笑)」と録音時を振り返った。さらには「セリフというよりも、戦うシーンの声の出し方がとても難しかったです。スタジオでたくさん指導していただきました。」とその苦労を明かした。ストップモーションとは思えない大迫力の戦闘アクションシーン。一番苦労したと語る川栄の演技に注目だ。 以前にも別の作品で共演をしている二人。川栄の闇の姉妹役に、ピエールは「前は親子役だったんですけどね。今回川栄さんが担当されると聞いて、へえと思ったんだけど、出来上がったものを観たらもうバッチリ仕上がってました。だって子供がこれ観て怖くて泣いたらしいですから(笑)」と川栄のハマりっぷりを熱弁。一方ピエールに対して川栄は「役と変わらず、お茶目で明るい人です。よくどこでも脱いでます(笑)」と過去のエピソードまで披露。さらに、川栄が今後の女優としての目標を聞かれると「いろんな役でいろんな作品に出たいです。あとは、ホラーが好きなので、お化け役とかやりたいですね。」と新しい挑戦への意気込みを語った。 感動ポイントを聞かれると、川栄が「クボたちが船の上でご飯を食べる何気ないシーンなんですが、そこがグッときました。」と明かすと、「あれはアニメ至上一番良い刺身だった!」と同じく感動した様子のピエール。「日本の文化がとても緻密に描かれていて、細かく研究されている背景を聞いて、二回でも三回でも観たくなります。」と川栄が作品への思いを語った。最後にピエールが「作品を観てもらいたいというより、ここまで人が努力してく作り上げたものをスルーしてはいけない気がする。ぜひ一人でも多くの人に来ていただいて目に触れて欲しいと思います。」と観客へメッセージを送った。川栄も「日本の良さも作り手の愛も詰まっています。私たちも愛を詰めました。心が温かくなる映画です。二回でも三回でも観て欲しいです。」とコメント。実際に使われたKUBO人形を手にし、ピエールから「落とすなよ!(笑)」とつっこまれつつ笑顔で撮影に応じ、イベントは幕を閉じた。