卒業直前AKB48島田晴香 引退しても“がむしゃらさ”失わず
AKB48の9期研究生として2009年に加入し、チームKの副キャプテンを務め、バラエティ番組やプロレスでも活躍した島田晴香が、11月13日にAKB48を卒業する。そんな島田に卒業直前に話しを聞いた。 ―卒業を決めた理由は豆腐プロレス? 島田晴香AKB48の活動をの中で、やはり一番大きい出来事はプロレスですね。これ以上無いくらいに自分を追い込んで、やりきったんですよ。これまで私も色々なことをやらせて頂いて達成感もありましたけど、プロレスの達成感で、私っていま卒業するタイミングかもしれないと勝手に思って、秋元先生に相談しました。自分の意思が固かったので、ここで卒業することを決めました。 ―AKB48に入ろうとしたキッカケは軽い気持ちでなんですって? 島田晴香 当時はAKB48の名前くらいは知っていましたけど、あまり詳しく知らなくて、ある時にお兄ちゃんと一緒に「AKBINGO!」を見ていたら9期生の募集がありまして、それを見て応募をしてみたんですよ。軽い気持ちで応募したら受かっちゃいました。応募前にお兄ちゃんからはお前はアイドルじゃないだろうとか言われてましたけど(笑) ―2010年にAKB48の5周年公演で正規メンバーに昇格しました。 島田晴香 先に横山(由依)が昇格していて、私たち9期生的には取り残された感じはしていましたね。選抜メンバーみたいな感じで歌番組とかに出ている横山を見て、“ヤバイ、私たち遅れをとっている”と思っちゃって、早く昇格したい気持ちが強かったけど、その当時チームに空き枠が無かったのでチャンスもなかったんです。そんな時に全員が同時に昇格する発表があってビックリしました。でも昇格してからも、昇格メンバーで公演がある訳じゃないので、私たちは宙ぶらりんの状態でした。翌年に新しいチームとしてチーム4のメンバーになった時にようやく昇格の実感が出てきました。 ―選抜総選挙に出てみて想像と現実は違っていた? 島田晴香 初めて総選挙に出たのは第2回(2010年)で、ランクインしたい気持ちはありましたけど、入ったばかりの研究生だったし大きな期待はしていなかったんです。でも丁度その頃に色々なお仕事も増えて、他の研究生よりメディアの露出も多くなった頃だったので、ランクインできる可能性が高いかもと思っていました。実際に総選挙では(山内)鈴蘭とかぱるる(島崎遥香)がランクインしていて、それを見た時に、すごい焦りと葛藤がありました。 ―そこから総選挙の試練が始まった。 島田晴香 最初の頃は圏外なのに総選挙に出なきゃいけないのかという気持ちになっていましたけど、最後の方はお祭り感覚でしたね。今年の総選挙は最後だとファンの方もわかっていたので、これまで以上にみんなが頑張ってくれました。でも“ランクインさせられなくて”とファンの方が謝ってくれたんですけど、私的には謝らないでほしい気持ちでした。みんなと一緒にひとつのものに向かって頑張れることができたし、ランクインはできませんでしたけど、その一体感を感じ合えたのは嬉しかったです。 ―フォトブックが発売されます。 島田晴香 ずっと出したいと言い続けていたんですよ。自分の握手会の人気とかわかっていたので、私には無理かなと思っていたんですけど、スタッフさんに相談したら色々な出版社と掛け合ってくださって、念願のフォトブックを発売することができました。自分の本が出せることが素直に嬉しかったです。 ―フォトブックでは意外なカットが満載ですね。 島田晴香 これまでグラビアも数えるほどしかやったことが無いので、セクシーなカットを見てファンの方も驚いていました。すごくキレイに撮って頂けたので良かったと思います。 ―偶然にも“壁乳カット”が永尾まりやの写真集と被ったとか? 島田晴香 やぎ(永尾まりや)の写真集は買って見ましたよ。角度が違うだけで、本当に同じようなポーズなんですよね。自分のカットが公開された時に、ファンの方からまりやぎさんとポーズが被っていて、“さすが同期”みたいなことを言われて、それで知ったんですよ。本当に偶然ですごい!と思いました。 ―11月13日にAKB48を卒業しますが、今どんな気持ちですか? 島田晴香 実感がまったくないです。昨日のチームKの最終公演の時に、メンバーが泣いているのを見たのと、みぃちゃん(峯岸みなみ)が泣いているのを見て、やはり送り出す立場の方が泣いちゃうんですよね。逆に送り出される方は笑顔の方が多くて、だからそれを見て自分は送り出される側になったんだと実感はしたんですけど、でもまたこのステージに立っていそうだなっていう感じもするんですよね。フラっときてフラっと踊っていそうだなって思います。AKB48として8年間活動して、これまでAKB48を中心に生きてきたので、それが無くなるとどうなるのだろう?って考えますね。13日に卒業をして、14日になった瞬間にAKB48じゃなくなる訳じゃないですか。どんな感じなのか想像ができません。 ―ファンへメッセージをお願いします。 島田晴香 私は変なところが頑固だし、アイドルらしくない部分の方が多かったと思います。“可愛い可愛い”している訳でもなかったけど、そんな私を応援してくださったファンの人がたくさんいて、たくさんのメンバーもいて、AKB48の活動をする中で、絶対に必要な存在はファンの方だし、本当にファンの方がいたからこそ8年間頑張ってこれた部分も大きいですし、楽しい思い出も、悲しい思い出も全部そこにファンの方がいて…。11月14日にAKB48ではなくなって2018年になったら私は芸能界を辞めてしまうので、ファンの人とも会えなくなることを考えると変な感じがします。“頑張っている島田が好きなんだよ。”“がむしゃらに何かに向かっている島田が好きだよ”と言ってくれる方が多いので、辞めても何かしらの夢に向かって頑張っていきたいと思います。 11月10日(金)にフォトブック『そんな生き方』(竹書房)が発売。福家書店・新宿サブナード店にて発売記念お渡し会が発売当日に、11月17日(金)にはSHIBUYA TSUTAYA 6F BOOK売場内特設会場で開催される。 (取材/ブレーメン大島)