恵比寿★マスカッツ総監督、マッコイ斉藤が語る「明日花キララ」「葵つかさ」の魅力
恵比寿★マスカッツの総監督、「とんねるずのみなさんのおかげでした」などで才能を発揮しているテレビプロデューサー・マッコイ斎藤。テリー伊藤の再来とも言われる鬼才が、地元・山形県にて大きな話題を呼んでいる番組「もっでっぞ山形」をプロデュースし山形県での知名度が急上昇しているという。 多岐にわたる活動を続けるマッコイ斎藤に、今回、単独インタビューを行った。 -第二世代となった「恵比寿★マスカッツ」ですが、現状は? マッコイ AKB48とは違ってセクシーなお姉さんたちのバラエティユニットなので、日本にはマスカッツしかいないと呼ばれる存在までなって欲しいです。一番セクシーでないといけないでしょうね。AKB48は国民的なアイドルで、非国民的なアイドルが恵比寿マスカッツなので。 -非国民(笑)。 マッコイ 誰もセクシー女優でユニットなんて組んでませんからね。話来たとき面白いなあと思いました。だから監督やらせてもらったんですけど、みんな「女」ですからね、大変ですよ。娘育てるだけでも大変なのに、30人近いじゃじゃ馬を相手にするんだから。 -「育てる」って感情なんですね。 マッコイ それ以外の何物でもないですね。しかもね、育ったような顔してくるバカも居るので、それはほんと質悪いですよ(笑)。もっと言うと、すでに育ったような面して来るやつが一番めんどくさい。彼女たちにも新たなチャンスなんだから、気持ちを入れ替えて望むというのが普通でね。それを気づいてゼロから頑張るやつもいますけど、ほとんどがプライドを捨てさせるところから始まるから、自分の娘を育てるより大変ですよ。現メンバーは大分良い顔してきたましたけど。 -メンバーが所属する事務所も、ほとんどが芸能というよりはセクシー系の事務所になります。バラエティについて理解はあったんですか? マッコイ いまのマネージャーさんは初代の時よりは理解が有ります。初代の時は、みんな「大丈夫かこれ?」って雰囲気から始まって…僕との信頼関係がなかったんです。だから、初代メンバーのマネージャーさんは信頼関係が番組をやっていくにつれてドンドン出来ていった感じですね。だって、自分の大切な娘をね、こんな○○ヨットスクールみたいなところにあずけるわけですからそりゃ信頼できないですよ(笑)。下手したら女に手を付ける輩じゃないのか?と思われていたわけですよ。でもね、意外にちゃんとしているんじゃね?って2~3年かけて思ってくれてからはすごい力になってくれましたね。その振りがあるので、いまのマネージャーさんたちはあれ駄目これ駄目っていうのはないです。元々、初代のメンバーが所属していた事務所も多いので、すごくやりやすいですよ。 -マスカッツはレギュラー放送含めた映像と、CDやライブなどの音楽とどちらが主軸ですか? マッコイ そりゃあ映像ですよ。映像でしっかりとカラーを作って、キャラクターだとかユニットの面白さを知ってもらってそこから歌ですからね。勘違いしているメンバーはね、音楽先行だと思っているから(笑)、何を言っているんだ馬鹿、何を勘違いしてんだって。「音楽性が~」とか言ってきますからね(笑)、何を言ってんだって、バラエティから派生する音楽が面白いって言われなきゃ駄目なんだって。バラエティで彼女たちの顔を知ってもらって、音楽もいいな、ってつながっていくわけですからね、それを逆に発想する馬鹿がいますからね。「もっと音楽性を」とか、その辺の川に捨ててきてやろうかと思いますよ(笑)。でもまだ勘違いレベルで、カワイイもんですけどね。音楽性で勝負したいなら、違うユニットに行ったほうがいいですからね。まだ2年ですから、感覚をつかめていないんじゃないですかね。この子達もまだ入りたてですからね。解っている子は解っているんですよ。でもね、バラエティ番組で音楽性語っている芸人さんいます?音楽性とかは真面目な話し、音楽を生業としている人たちで、例えば・・BABYMETALとかPerfumeとかちゃんと勝負する場所を選んで信念を持っている人達がやることだから。恵比寿マスカッツは、バラエティから派生しているから面白いんだって理解してほしいですね。でもね、フォローじゃないけど1年目よりは出来ていますよ。ただ県大会までは行けても、全国大会には行けないです。僕から見ると、まだ物足りなくて、う~んと思うところもありますね。 -その中でも目を見張るくらい成長したのは? マッコイ 葵つかさと石岡真衣ですね。この娘たちはいいものを持っています。 -どの辺に魅力が? マッコイ 葵つかさは爆発力がありますね。型にハマってないし、マスカッツが持つ危なさをこの子が一番持ってます。あと、褒めたくないけど明日花キララ。褒めたくはないって書いてくださいね(笑)。この娘が持つ才能、危うさ…危うさで言うと、明日花キララは「+」で、葵つかさは「-」ですね。この2人が組むと、スゴくいい電気を発すると言うか、愛称が悪そうですごくいいです。石岡は…なんか面白いです。俺のこと怖い、怖い言ってるらしいけど、いつまでそんなこと言ってんだって!マッコイさん怖くないよ~(笑) -明日花さんはリーダーですもんね。 マッコイ リーダーっていうのは人間的に模範的でなくてはいけない人がリーダーじゃないですか。自分のことはいいからチームのためと、見えないところで考えているんですリーダーって。でもね、こんなツイートしたらファンが心配するかな?とか、メンバーが嫌かな?とか、そういうのは一切考えずに真逆を明日花は行きますからね(笑)。人間性は大丈夫かって思うときもあるし、言いたいことはすぐに口に出しちゃうし。全国ツアーは来ないし、人間性は欠落してますよ。自分は全国ツアー休んでいるのに、「犬飼いました」とかツイートするんですよ、馬鹿なんです(笑)、でも馬鹿だけどいい馬鹿なんですよね。明日花は笑える馬鹿だから面白いと思うんです。振り切れている馬鹿は面白いですからね。 -リーダーとしては成立しているんですか? マッコイ してるわけがない(笑)。ただ、初年度から比べたら少しはチームのことを考えるようになったけど、まだまだ。 -初代が卒業した時は、寂しい気持ちはあったんですか? マッコイ 学校の先生みたいな気持ちでね…全員卒業したんだってすごく寂しかったです。みんながみんな、僕の演出に向かってくるパワーが凄かったですからね。その分、終わるとなるとそのパワーを感じられなくてすごく寂しかったですね。 -第二世代は、初代が最後に立った、舞浜アンフィシアターに、初代よりも早くたつのが目標だとマッコイさんは話しています。 マッコイ 初代はたどり着くまでに5年なんです。初代が5年かかった所を、この子達が同じ時間かけたら普通ですよね?ああ、第二世代やってよかった!って言われないと思うんですよ。次男坊って比べられるのが宿命ですから、第二世代は右肩上がりから下がっているんですよ、初めは。V字回復できるのか、が課題です。本人たちは初代と比べられたくないかもしれないけど、恵比寿マスカッツに入ったわけだから比べられるわけで、それを理解するかどうかは大きなポイントだと思いますね。だから、初代よりも早くアンフィシアターに立つことで、彼女たちがスゲエって言われるわけですよ。 -もうそろそろたどり着かないとリミットも近いですね。 マッコイ いや、僕は今年行こうと思ってましたよ。ただ、今年のZepp東京が目安だったんですけど、結局は900人くらいだった。これでアンフィシアターに今年行きますといったとて…思い出づくりで行くのではないのでね。この子達は「やってれば立てるでしょ」って考えている気がするんです。まだ、プロ意識が低い。ファンっていうのはユニット全体から出る人柄を見るわけで、まだアンフィシアターには立てないんです。いまの900人っていうのは各メンバーのファンが来ているだけで、初代のファンもあんまりいないんじゃないかなと思います。初代は、あのがむしゃら感がファンを感動させて満パンにしたんです。だって、プロ野球でもなんでも、悪いことしたら「ファンの皆様申し訳ありませんでした」って言うじゃないですか。そういうことをきちんと考えなければイケないですよ。もっと汗流して、涙流して頑張らなければいけない。ある人に言われたんですけどね、「感じて動く」ことで感動という字が生まれる。感じたやつは動く気持ちがある、感動をファンは見に来るわけだから気に人が集まって「人気」という字になるって言われたんですよ。まあ、ゴルゴ松本さんなんですけど。 -良いこと言いますね! マッコイ ゴルゴさんには定期的に漢字を教えてもらうんですけど、だから感じて動いていないので、彼女たちから感動は生まれないんです。初代は番組収録していてもすぐに聞いてきて、色々教えてあげるから、2時間位スタジオから帰れなかったですよ。いまのメンバーは、すぐ帰れます。 ―すぐ(笑)。 マッコイ 2分で帰れます!2分と2時間、居残り練習するのが初代でしたね。でも今残っている2世代メンバーは根性はあるから、何かを掴んだら強いかもしれない。そうゆー瞬発力は期待してます。まぁ、プロであるという自覚をもっと10倍くらい持たないと駄目ですよ。でも、そんな選手たちを教育できない自分に一番、監督責任があるんですけどね。彼女たちと僕の信頼関係がまだ無いんです、50%くらいしか。だから、信頼関係が120%にならないと、アンフィシアターは絶対に無いです。だから、アンフィシアター立てないなら監督にも責任があるからクビですよ僕だって。その時は自分なりのケジメもあります。 -そこまで考えている。 マッコイ でもね、彼女たちはまだやりきってないですよ。毎週テレビに出ているっていう恵まれすぎている環境にいるんだから、数千人、数万人を感動させないといけないんです。いまなんて、マスカッツはもう辞める!って言っても誰も惜しまないですよ。「ほらみろ」「マッコイやっちゃったね」って言われます。そんな風に言われたくないし、彼女たちの才能が見えてきたのでそんな風にはしたくないんです。人ってやる時は目が変わるんです。僕も修羅場をいくつもくぐってきたんで分かるんですが、タレントもスタッフも行くなって時は目が違います。目が変わるのが分かるんですよ。いまはライブでもメンバーの半分くらいは何か言っても見てないですからね。全員が獲物を狙うような目で、こっちが押されるくらいじゃないと駄目です。だからね、変わるなら今しかないし、そう感じて動いてくれることを期待しています。