須藤凜々花が卒業公演 止まぬりりぽんコール「NMB48と出会えて良かった」
2013年に行われた「AKB48グループドラフト会議」で、NMB48山本彩が須藤凜々花を指名するも重複。山本がクジで当たりを引き当て交渉権を獲得した。希望のグループがNMB48だったという須藤は、相思相愛の関係でNMB48へ加入することになった。 NMB48に加入直後に発売されたシングルではいきなり選抜に選ばれ、さらに次のシングル『ドリアン少年』ではセンターに抜擢。まさにNMB48の次世代スターとしての注目が集まっていた。 常に人気の上位をキープしていた須藤は、今年6月に行われた「AKB48シングル選抜総選挙」で20位にランクイン。惜しくも選抜16位までには届かなかったが、哲学女子、麻雀女子など、これまでのアイドルにはいなかったタイプで、アイドルファンのみならず、多方面で注目される存在にまで成長した。 「総選挙」終了から日も浅い6月末に卒業を発表し、内外からさまざまな意見が飛び交った。そして8月30日、須藤が所属するチームNの「目撃者」公演が彼女の卒業公演としての舞台となった。 劇場には須藤のファンを中心に多くのファンが集まり、最後のステージを心待ちにしている様子。まず今夜で最後となる須藤の影ナレが流れ出しす。最後ではあるが元気で明るいナレーションで劇場は和んだ。 遂に卒業公演のスタート。幕が開くと山本彩を中心に、チームNのメンバーが全員揃って登場した。卒業公演だからといってしんみりするようなことはなく、むしろ楽しそうな笑顔でいっぱいのメンバー。ユニット曲では『フィンランド・ミラクル』をドラフトで同期の内木志と、麻雀番組で一緒に活動している三田麻央の3人で息の合ったステージを見せてくれた。そこから一気に後半の激しい楽曲が続き、最後は『命の意味』で幕を閉じた。 場内が暗転すると須藤のファン代表が須藤に対する思いを綴り、「りりぽん」コールが発動された。そのアンコールに応え全メンバーが登場し、『ずっとずっと』『まさかのシンガポール』『青春のラップタイム』などのNMB48のヒットナンバーを一気に歌いきりファンは歓喜の渦に。しかしここで終ってしまうのはあまりにも切なすぎる。さらにダブルアンコールの声がかかり、須藤がメインボーカルを勤める『ショートカットの夏』をドラフト同期のメンバーを中心に披露した。 しかし楽しい時間はあっという間、とうとう卒業セレモニーに時間となる。同期の内木は「私はドラフト1期生で同期の卒業生が凜々花ちゃんですごく寂しいんですけど、卒業してからもりりぽんらしく、ちょっと人生を危険に晒すくらいの人でいて下さい」とエールを送った。 須藤は「最後まで私と一緒にいてくれて皆さんありがとうございます。私はNMB48に入ってからこんなイイ人たちがいるんだ、こんなに楽しい時間を共有してくれる人もたくさんいるんだと思って、私は幸せでした。そしてNMB48でアイドルを終れて良かったと思います。NMB48と出会えて、メンバーの素敵さを知れて本当に良かったと思っています。そして皆さんと出会えて本当に嬉しいです。皆さんのことをすごく近い存在と勝手に思っていました。最後まで私と一緒にいてくれてありがとうございます」とコメントした。 ドラフトで須藤を指名した山本は「ドラフトで凜々花を指名して、家に面会に行ったんですよ。そこで凜々花がNMB48に入りたかったんですよ。って言ってくれました。とにかくそれが嬉しかったのが第一印象でしたけど、今日は最後の日にまたNMB48で良かったとまた言ってもらえて最高に嬉しいです」と語った。 卒業後は芸能活動を続けながら哲学者を目指すそうだが、これまでNMB48で培った須藤の魅力はどこに行っても輝くだろう。ファンもメンバーも須藤の幸せを祈るとともに、”NMB48に来てくれてありがとう”と深く胸に刻んだ卒業公演であったに違いない。