向井地美音が語る、AKB48が変わる最後のチャンス
AKB48の未来を託されたメンバーとして、各方面で活躍をしている向井地美音。子役から活躍し、圧倒的なビジュアルを持ち、『翼はいらない』ではセンターに抜擢されたエースは、いま何を思うのか? -総選挙では、17位と厳しい結果でした。 向井地AKB48に入って5年、悔しいという思いがなかったんですが、初めての挫折で…悔し涙とかも流した記憶が無かったんですが、選挙の時は泣きましたし、ソロコンをやらせて頂いたのにこの順位は寂しいなと思いました。 -敗因は? 向井地 ファンの方と話しても…選挙後は握手会で真面目な話をすることが多くて、会議みたいな(笑)、真剣に考えてくださるファンの方も多いのですが、明確な答えが見えないというか…。ただ、私自身ソロコン後はあまりきちんとしたことができていなかったなと思います。でも、この順位をポジティブに考えれば、新しいファンの方などを獲得するためのチャンスなのかなと思っています。インスタも頑張っているので、女性ファンの方も増えてきていて、握手会でも新規のファンの方も増えているので頑張りたいと思います。 -女性ファンを増やすのは、AKB48として重要課題ですね。 向井地 インスタを始めてから女性ファンはスゴく増えましたし、今回のDVDのパッケージも絶対に女の子が好きだと思うんです!インスタの私の世界観を見ていただいて作ってもらったので、可愛いデザインになっています。部屋に飾っても可愛いですよ!AKB48として老若男女に好かれる国民的アイドルグループでいたいです。8月30日の関西コレクションにもAKB48が出演させて頂けるので、挑戦を続けていかなければいけないと思います。 -向井地さんは加入前にAKB48が好きだったわけじゃないですか、ファンだった目線から見て今のAKB48はどうですか? 向井地 むずかしいなあ……私がAKB48を好きになったのは、青春している感じがすごく好きだったんです。努力とか絆とか競い合ったりとか、青春を代わりに体現してくれているのが凄い好きだったんです。でも最近は、チームの人数が少なくて、チームの絆が薄くなっているかなと思うので、そういった部分を作り直したいと思っています。チーム推しが増えればAKB48の箱推しも絶対に増えると思うので頑張りたいです。 -箱推しを増やすことを目指すんですね。 向井地 はい!箱推しがいまのAKB48には絶対に必要だと思います。今回の選抜総選挙のスピーチでは、私はAKB48単独としての人気を守りたいということを話したんです。他の姉妹グループにも負けたくないし、他のアイドルグループにも負けたくないと思っています。 -他のグループで気になるところはありますか? 向井地 そう言われると、坂道グループかなあ…あんまり意識はしていないんですけど、いま一番勢いがあるのは坂道グループですよね。いま、AKB48って大きな会場でコンサートできていないじゃないですか。乃木坂46は東京ドーム決まっているし、負けないで大きな会場でまた出来るようになりたいなと思います。 -どうしたらいいですかね? 向井地 何をしたら良いのか?を、よくメンバーと話します。 -渡辺麻友の卒業はスゴく大きくて、今年は「こじはる」の愛称で一般知名度が高かった小嶋陽菜が卒業して、「まゆゆ」もメジャー感があって皆に知られていたと思うんです。そう言ったメンバーがいなくなることで、ほんとうの意味でのAKB48の第二章が始まるのかなと思います。 向井地 本当に正念場ですよね。いまのAKB48を見て、みんなが知っているというメンバーがいなくなってしまって、そういう状況をとても重く感じてはいます。でも、前向きに捉えれば、これがAKB48が変わるチャンスではないかなと思います。麻友さんの卒業で、しっかりと新たなAKB48を作ると皆が意識を持てれば変わると思います。 -メンバーの皆さん、同じ意識を持っていますか? 向井地 持っていると思います。AKB48は歴史が長くてメンバーも多いので後輩メンバーはうまくバチバチ感を出せていないだけだと思うんです。でも、心の中ではすごく熱いんですよ、みんな。口には出さないんですけど、AKB48の事を本気で考えているメンバーが多いと思うので、だからまゆさんの卒業で気持ちを1つにしてAKB48として頑張っていこうと引っ張っていきたいです。 -そこまで向井地さんが考えていてセンターとして引っ張っていく意思がある。でも総選挙では17位だった。なんだか、AKB48っぽいドラマチックな展開を期待してしまいます。 向井地 そうですね、選抜に入った時のスピーチも用意していたんですけどもちろん話せなくて。そんな私がAKB48を語っていいのかってとても葛藤があったんです。でも、そんなこと言っている場合じゃないなと思えて、AKB48の事を考えたら何位だろうが意志を伝えようと考えを改めたんです。ファン代表でもあり、メンバー代表でもあるので、自分がどうとかではなくて、AKB48を一番に考えられるようになりました。 -そういった考えのメンバーが多くなれば、メンバーが多いわけですから、とんでもない波になりますよね。 向井地 そうですね、「一人は皆の為に、皆は一人の為に」の精神をしっかりと持てたら、すごい力になると思います。AKB48が原点で一番なんだぞ、という気持ちを持って頑張っていきたいと思っています。