伝説のAV女優 小室友里、作品通して「私はこういう人間です」
あなたは小室友里をご存じだろうか!?。96年から99年までの3年間、常にトップAV女優として君臨。当時、60億円の経済効果を生み出した伝説の女優である。引退後は、コラムニストとして執筆活動や女優業、アダルト評論家として活動。中でも、中心になっているのが、男女の恋愛トラブルを解消する「ラブヘルスカウンセラー」としての仕事。性活に悩みを抱える人たちの心の駆け込み寺として、男性に自信を与える勉強会を開催している。 小室友里には、もう一つの顔がある。それが作詞家/シンガーとしての姿。自身は、2000年にシングルを発売し、インディーズでデビュー。立て続けに3枚のシングルを発売するが、音楽性や歌唱力以前に、裸にならない小室友里に関心を示さないという世間の風もあり、なかなか厳しい活動状況だったらしい。その後は、先に触れた仕事を中心に、趣味の延長として地道にライブ活動を続けてきた。 そんな彼女の音楽活動に光が当たったのが、プロレス団体DRAGON GATEに出場しているおネェレスラーのヨースケ♡サンタマリアの入場テーマ曲『サンタマリア・ウォーク』のシンガーへ抜擢されたことからだった。その後も小室友里は、故・ハヤブサ選手の歌ったDRAGON GATEの公式テーマ曲『カーテンコール』へハヤブサ選手たっての希望からコーラスで参加したりと、DRAGON GATE関連の場で活躍するようになった 昨年は、小室友里としてデビュー20周年を迎えたことから、配信シングルとして『音返し-ONGAESHI-』を発売。DRAGON GATE RECORDSの中澤矢束氏のプロデュースにより、同レーベルより8月23日にミニアルバム『音返し-ONGAESHI-』を発売することが決定した。 活動初期に歌った『re-smile』から20年後を舞台に、別れたカップルのその後を歌った『re-smile、あれから僕らは』。『summer snow』のアンサーソング『summer snow 2017』。ヨースケ♡サンタマリアの気持ちを代弁した『サンタマリア・ウォーク ~マリアのキモチ~』。ラブヘルスカウンセラーの仕事を通して抱いた気持ちを投影した『UNMORAL』。20年間活動できたのも支えてくれるファンたちがいたからと、小室ファミリーに感謝の想いを込めて贈った『音返し-ONGAESHI-』、これからの小室友里の意志と決意を示した『夢の途中』を収録。 すべての作詞をみずから担当。全楽曲をアコースティックなスタイルで表現したのは、「応援してくれる人たちと同じ目線のもと、温もりを持った歌を届けたかった」彼女の想いがあってのこと。 ミニアルバム『音返し-ONGAESHI-』について、小室友里は「この作品は、私の新たなスタートラインを告げる作品になりました。ここには、私以外の人が捉える「小室友里ってこういう人」という姿ではない、「私はこういう人間です」という、肩肘張らない等身大な素顔の小室友里の心模様を記した作品になりました」と語ってくれた。一人の女性として「自分宣言」をした作品を通し、小室友里の心の素顔を。一つの生きざまを感じ取ってはいかがだろうか。(TEXT/長澤智典)