コミケ92 年々増加するコスプレイヤーの進化
8月11日(金)から8月13日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催された世界最大規模の同人誌即売会コミックマーケット92。コミケ、夏コミとして知られるビッグイベントだ。 現在では同人誌即売会としての顔よりも、コスプレエリアの盛り上がりの方がメディアで取り上げられがちということもあり、コスプレイベントとしての存在感も大きい。 そんなコミケでのコスプレカルチャーは歴史が古く、1978年から「コスチュームプレイ」として会場内で親しまれるようになると、1980年代前半には一気にブレイクし広まっていったという経緯がある。その後、コスプレイヤーの急増に伴う近隣施設への配慮などから警察の要請が入る形で一旦は締め付けの方向へ。しかし、2010年代前半にはコスプレイヤーの参加に関する規制緩和もあり、一気に2万5000人を超えるレイヤーが詰めかけるようになると、その後はコスプレ参加者の数が過去最高を更新し続けるという状況で現在に至る。 活動歴の長い有名なコスプレイヤーの多くも「初コスプレはコミケでした」「コミケでコスプレデビューしましたね」と語るなどその影響力は計り知れない。 そんな長い歴史を振り返ってみながら今年のコミケ92に目を向けてみると、コスプレイヤーを撮影するためだけに来日する外国人観光客の姿や、日本語がわからないながらもコスプレイヤーとしてカメラマンの前に立つ外国人も多く見受けられるなど、わずか40年でコスプレを取り巻く環境は飛躍的進化を遂げている。 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、コミケとしては会場問題にも晒されつつあるが、進化の過程は一段ギアを上げた加速となっていくことだろう。