VAMPS 約1年ぶりの国内ツアーにファン熱狂
HYDE(L’Arc〜en〜Ciel)とK.A.Z(OBLIVION DUST)によるロック・ユニット、VAMPSが6月21日、東京・お台場の都内最大のライヴハウス、ZEPP TOKYOにて“VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD”の初日公演を開催。詰めかけた2700人のオーディエンスを熱狂させた。 ワールドワイドに活躍するVAMPSにとっては約1年ぶりの国内単独ツアーでもある“VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD”。タイトルにも明示されている通り、4月26日にリリースされたニュー・アルバム『UNDERWORLD』を引っ提げ、全国7都市22公演を行なうツアーだ。世界水準のサウンドを追求すべくアメリカに渡り、現地でもトップクラスのプロデューサー陣とタッグを組んでレコーディング、VAMPSのさらなる本領を見せつけた今作。この日のステージは彼らが今作に標榜する“裏の世界”、すなわち表面には現われない深層の本質、衝動の源泉を見事に体現した、まさに“UNDERWORLD”そのものだった。  「久しぶりにかわいい顔を見せてくれよ。溜まってるものは全部出していけ! 好きにしていいからね、ここは俺たちの城だから。Are you fuckin’ ready? じゃあ始めよう」 のっけから狂騒渦巻く場内にHYDEが力強く呼びかけると、鬨の声を上げるがごとく、ひときわ大きな歓声がフロアいっぱいに沸く。アルバム表題曲「UNDERWORLD」ではギャング・テイストのラウドなアンサンブルで不敵に押しまくり、この日の前日に公開された女子高生スケーター中村貴咲とのコラボレーション映像も話題を呼んだ先行シングル曲『CALLING』ではヘヴィネスを極めたクールな演奏とこの上なくエモーショナルなHYDEの歌がオーディエンスを揺さぶるなど『UNDERWORLD』の楽曲を軸に鉄壁のステージングを展開。今ツアーに先駆け、5月には1ヵ月をかけてアメリカ18都市を巡るUSツアーも敢行したVAMPS、初日とは思えないほどにメンバー同士、息の合った完成度の高いライヴ・パフォーマンスはその怒涛の旅の賜物でもあるに違いない。  「日本のすごいところを見たいな。やっぱり日本に帰ってきてよかったって思わせてくれるんでしょ?」 『BLOODSUCKERS』を前にそう客席を挑発したHYDEは「もっと悪い子にならなきゃ。はっちゃけようぜ、悪くなれ!」とさらにアジテート、曲が始まるとK.A.Zもステージ中央に躍り出てアグレッシヴなプレイで興奮を煽る。『AHEAD』ではHYDEもギターを肩にかけ、K.A.Zと向かい合ってギター・リフを重ねるというファン垂涎の一幕も挟んでいっそうスケール・アップしたサウンドを轟かせるなど、さらにタフさを増したライヴの鉄板曲も次々と披露。 「久しぶりに帰ってきました。今日から国内ツアーが始まりましたけど、みんな、曲は覚えてきたよね? 今までとちょっと違うヘヴィな感じでいいでしょ。これからツアーでもっとどんどんよくなっていくので、ついてきてください」 大歓声に包まれる中、K.A.Zがそう意気込めば、HYDEも「毎日、全力でみんなをかわいがってやろうと思ってます」と宣言。ツアー最終日の仙台公演までオーディエンスと一緒に『UNDERWORLD』の楽曲たちを育てていきたいと誓う。その後も曲を追うごとに場内の盛り上がりは激化の一途をたどり、熱狂を加速させたまま初日のステージはエンディングへとなだれ込んだ。 ツアー“VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD”は9月18日の仙台PITまで約3ヵ月に渡って開催され、また、8月5日、6日には毎年恒例となった夏の野外イベント“VAMPS LIVE 2017 BEAST PARTY ”が沖縄県・ぎのわん海浜公園屋外劇場にて行なわれる。立ち止まることなく刻々と進化を続ける彼らの姿をぜひその目で確かめてほしい。