℃-uteは、なぜ「アイドルが憧れるアイドル」になれたのか?

がついに解散の日を迎えた。6月12日、さいたまスーパーアリーナは超満員2万人のファンを集め、歴史的グループの最後を見守った。のライブでは、メンバーと同世代の若い女性ファンが多く見かけられ、女性が憧れるアイドルグループとして人気の高さを見せつける。また、現役の女性アイドルがファンとして公言することが多く、まさに「アイドルが憧れるアイドル」がだった。
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数多くいるアイドルグループの中でも特別な存在だった、彼女たちはいかにして人気を獲得したのか?

を語る上で外せないのがパフォーマンスだ。

岡井千聖、鈴木愛理のツインボーカルによる歌唱は、長らく生歌を貫き通し、数々の大舞台で磨き上げてきた一番の武器だった。バラードからロックナンバー、時にはつんく♂が作り出すエキセントリックな楽曲を難なく歌いこなす。かつて、当サイトのインタビューで岡井千聖が「どれだけ歌っても喉が潰れない」と豪語したとおりに抜群の安定感を持つ。ダンスは努力でどうにでもなるが、歌に関しては天性の才能も大きく関係してくるだけに、二人のボーカルはアイドルたちから見ても魅力的だったに違いない。

また、ダンスにかけてものレベルの高さは安定している。ここ最近は、モーニング娘。を筆頭にハロー!プロジェクトのアイドルによるダンスパフォーマンスが注目を集めることが多い。そのパフォーマンス路線の先頭を進んでいたのがだった。5人による振り付けはピタリと揃っているのは勿論、中島早貴などはその小さな身長からは想像もできないようなダイナミックなダンスを披露する。矢島舞美と萩原舞もキレと緩急、激しさと女性らしい柔らかくセクシーなダンスなど、幾つも表現を変えステージでパフォーマンスする。常に進化を繰り返していたは、ダンスにおいてもまた、アイドルグループとして最高峰の存在だった。

そして、女性たちが憧れるルックス。モデルとして活躍する鈴木愛理を始め、それぞれが魅力的なビジュアルを持ち見た目の華やかさもレベルが高い。

ここまで書いて「が解散だからって褒めすぎでは?」と思う程の大絶賛ぶりだが、筆者が特別に肩入れしているわけではなく、客観的に見て最もアイドルグループとしてバランスが取れていたのが近年のだったのだから仕方がない。驚くほどに歌がうまい、ダンスがプロ級というアイドルはメジャー・マイナー含め確かにいるが、CD売上もライブの規模もトップクラスでこれだけのパフォーマンスを続けてきたは、やはり特別な存在だったと言える。

その卓越したパフォーマンスとビジュアルで人気を拡大した。アイドルが憧れるアイドルは、さいたまスーパーアリーナで伝説となった。

人気急上昇中のSUPER☆GiRLS浅川梨奈は「明日からアイドル界にさんがいないってやばいな…」とつぶやいたが、まさにアイドル界の宝が1つ無くなってしまったことになる。アイドルという文化をこれからも盛り上げるためにも、この日一緒にステージに立ったハロー!プロジェクトの仲間たちが、そしての解散を見届けたアイドルたちが「の魂」をしっかりと受け継いでいかなければいけない。(編集部/高橋学)