NMB48藤江れいな「最後の」AKB48劇場で公演を披露

5月27日にNMB48から卒業するがAKB48劇場に帰って来た。藤江は2007年にAKB48の4期生として加入。カワイイ妹系キャラで着実に人気を上げ、AKB48シングル選抜総選挙でも常に上位にランクイン。

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AKB48でも人気が高かった藤江だが、2014年2月に開催された「AKB48グループ大組閣祭り」にてNMB48へ完全移籍することになった。NMB48移籍後は、チームMのキャプテンとなり、これまでの妹系キャラとは違い、NMB48を引っ張る存在へと成長。その藤江はNMB48の卒業を発表し、先月には藤江の地元の千葉県とNMB48の地元である大阪で卒業コンサートが行われた。最後にNMB48劇場での卒業(5月27日)を待つばかりという状況だったが、卒業公演を目前とし、アイドルが「育った」AKB48劇場で、所属するチームBⅡが出張公演をすることになった。

藤江にとっては懐かしい場所であり、里帰りという意味合いもあるが、他のメンバーに対して、AKB48劇場という領域を体験してもらいたいという最後の親心のようなコンセプトもあるのではないかと思う。

藤江にとっておそらく最後のAKB48劇場での公演となるが、そこでAKB48に所属していた時にも行っていた「恋愛禁止条例」公演を披露することになった。公演はかつてAKB48と兼任をしていた矢倉楓子の影アナからスタートし、『長い光』『スコールの間に』『JK眠り姫』『君に会うたび恋をする』と続いた。AKB48劇場で行われている公演に藤江がいる、それだけで懐かしさと嬉しさがあり、当時の藤江のポジションを目で追うファンもいた程だ。

自己紹介では、「元気の三段活用、にゃん!にゅん!にょん!」とAKB48初期に使用していた懐かしいフレーズを使った自己紹介をし、集まったファンを喜ばせてくれた。自己紹介明けにユニット曲『黒い天使』からスタート。かつて藤江が参加していたユニットだが、当時の藤江のポジションには明石奈津子が入った。藤江はユニット曲の最後に披露される『真夏のクリスマスローズ』を担当するのだが、かつてのセンターを担った篠田麻理子のポジションを担当し、堂々としたパフォーマンスを見せてくれた。何もかも新鮮に見えた「恋愛禁止条例」公演だが、藤江のAKB48劇場での最後の公演としては最高のチョイスだったのではないかと思う。色々な思いが走馬灯のように過ってきたが、あっという間に、最後の曲『あの頃のスニーカー』を歌い終演を迎えた。

アンコールではAKB48の懐かしい曲がズラリと並んだ。それらの曲を藤江を中心にチームBⅡのメンバーが歌っている姿が新鮮で、チームBⅡによって進化したスタイルを見せてくれた感じにも思えてきた。続いてNMB48のメドレーとなるのだが、AKB48劇場で流れるNMB48の曲はさらに新鮮さが増していて、集まった250人のファンは、この上ない高まりを体験できたことだろう。そしてアンコールの最後は『大声ダイヤモンド』を歌いNMB48チームBⅡによる出張公演の幕が閉じた。

出張公演と銘打った公演だが、特別にこの日のために何かをやるということは無く、普段通りのチームBⅡの公演だったが、等身大のチームBⅡの公演をAKB48劇場で行ったことに大きな意味があるのではないかと思う。チームBⅡのメンバーも今回の出張公演で大きな経験となったことだろう。5月27日をもって藤江はMNB48を卒業してしまうが、藤江の卒業後も残されたメンバーがさらなる進化を続けると思うので、チームBⅡのこれからにも注目したいと思う。(ブレーメン大島)写真(C)