KANが豪華ゲストと聞かせたミュージシャンズ・ミュージシャンの実力

演奏や作曲の実力はもちろん、その独自性や人間味などから同じ音楽仲間からの尊敬を集めてしまうというミュージシャンズ・ミュージシャン。

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そんなミュージシャンズ・ミュージシャンとして名を馳せる音楽家の中でも、現在大きな注目を集めているのが芸能生活29周年記念特別感謝活動年として積極的な展開をみせるだ。

自称ミュージシャンの端くれ、ワタクシ不肖ニポポ(2005年にトンガリキッズとして『B-dash!』が40万枚を越えるヒットに)にも堪能できるものなのだろうか…とやってまいりました、中野サンプラザで開催された「Daiwa Sakura Aid presents 芸能生活29周年記念 特別感謝活動年 Final Kegimental Live 【ロックンロールに拿捕(ダホ)されて】」。

開演前から場内アナウンスの女性がきゃりーぱみゅぱみゅのモノマネを披露するなど期待が高まるなか、もちろんこの期待はステージ開始とともに現実のものに!なんと圧巻のピアノ演奏で幕を開けたかと思えば、ステージ上のピアニストは偽!(実はズラをかぶった塩谷哲)。ホンモノの主役はステージ後方から登場というまさかサプライズ。

このスタートダッシュで堰を切ったように流れ出し紡がれ「絆(ほだ)される」音楽。

ロックはもちろん、クラシック、ファンク、ジャズ、ブルース、ワルツ…そしてコントと実に幅広い内容はまさに「音楽ギャグエンターテイメントショー」。

これらが、塩谷哲、馬場英俊、Sing Like Talking佐藤竹善、TRICERATOPS、そしてスターダスト・レビュー根本要といった豪華ゲストラインナップで濃密に奏でられるとあり、おそらく会場にいた誰しもが時間の流れを忘れてしまったのではないだろうか。

中でも印象的だったのがを始め多くのミュージシャンの原点ともなっている「ザ・ビートルズ」への愛がふんだんに、そしてマニアックに詰め込まれた『練馬美人』。

ステージ上の各々がザ・ビートルズに対する熱き思いや楽器へのこだわり、マニアックな知識自慢といった内容を語る姿は、少年時代から変わらぬ「音楽バカ」ブリが彼らの「背骨」であることを見るものに確信させた。

さん自身もステージで「大好きな音楽で遊んでいる。今もその延長線上」と語ったとおり、好きが故に貪り続けられる知識と技能、そしてなによりも「音楽を楽しみ尽くす」というスタンスが、観客だけでなく同業ミュージシャンをも魅了する大きな吸引力となっているのではないだろうか。そんなどこか羨ましさにも似た感覚を覚えると同時に「久しぶりにシンセサイザーの電源を入れてみようかな」という思いが芽生えたのだった。(ニポポ)