96猫 久々のワンマンライブに待ちわびたファン熱狂
人気アニメ「クズの本懐」のオープニングソング『嘘の火花』が話題沸騰中の96猫。約2年ぶりとなるワンマンライブ東京公演がZepp DiverCityで行われ、久々のワンマンを待ちわびた1500名の観客が集まった。 オープニングはアニメ「影鰐-KAGEWANI-承」の挿入歌でも話題となった『Crimson Stain』でスタート。アッパーなエレクトロサウンドが印象的な『Dream Breaker』や『虎視耽々』、歌い手“ろん”とのコラボで話題となった『ブラックペッパー』、そして自身の投稿曲でも話題の『吉原ラメント』などを披露。冒頭のMCで「ワンマンライブに来てくれてありがとう!今日はこの会場の熱をみんなと一緒に感じたいです!」と96猫が呼びかけると会場からは割れんばかりの歓声が鳴り響いた。 続けて、におP『rain stops good-bye』と鬼塚ちひろ『月光』などカバーソングを聴く者の心に語りかけてくるように情感たっぷりに歌い上げ、自身の投稿曲としても人気のボカロ曲、Deco*27『ゴーストルール』とWhiteFlame『千本桜』を疾走感あふれるサウンドにあわせて熱唱。その後、衣装チェンジした96猫がステージに再登場するとニューシングル『嘘の火花』を少しセクシーさを帯びたボーカルで歌い上げ、ポップロックチューンの『calc.』は軽快に披露。”七色の声”を持つ彼女の類ない歌声で会場にいる観客の熱気を一気に盛り上げた。 ライブ中盤、黒うさP『下弦の月』やAimer『StarRingChild』などの持ち前の歌唱力でしっとりと歌い、96猫が20歳の誕生日に母親に贈ったバラードソング『Mother』を歌い上げた。壮大なストリングが印象的なサウンドと96猫の歌声に会場が感動の渦に包まれた。 アンコールでは、10年間活動を支えてくれたファンへ手紙を書いてきた96猫。「10年が経ちました。最初は楽しくて投稿していた”歌ってみた”。でもコメントに「下手くそ」って書かれたりして、辛いとかショックとかあったんだけどそれ以上に聴いてくれたことが嬉しくて。そして私の歌を好きだと言ってくれる皆がいて、皆と出会って私の人生が変わりました。直接触れ合うライブとかイベントとかに登場するのは皆が抱くイメージを覆しそうで正直不安もありました。でも自分の目で皆の笑顔や声が聞きたくて」と涙を流しながら感謝の気持ちを伝えた。 「2年ぶりのこのライブも実施するか迷ったんですけど、皆がこうして応援してくれるからライブをやらせて頂いてます。本当にありがとう。自分の見たかった景色を見ることができたから後悔はしていません」と語り、最後「友達として、これからも96猫を応援お願いします!」とファンに呼び掛けた。ラストは中毒性のある歌詞の『ギガンティックO.T.N.』を歌唱し、『いーあるふぁんくらぶ』を披露。歓喜の熱気に包まれたままライブを締めくくった。