玉木宏×鈴木京香 初共演で「危険な関係」に挑む

数々の映画化・ドラマ化でも有名なラクロ原作「」が、2017年10月、Bunkamuraシアターコクーンにて上演が決定した。

稀代のプレイボーイ“ヴァルモン子爵”には、待望の4年ぶり二度目の舞台出演となる。社交界の華で妖艶な貴婦人“メルトゥイユ公爵夫人”に。そして、ヴァルモン子爵とメルトゥイユ公爵夫人の仕掛ける恋愛ゲームに翻弄される貞淑で信仰の篤い“トゥルヴェル法院長夫人”にが挑む。

危険な関係_情報解禁

原作はフランスの作家ピエール・ショデルロ・ド・ラクロによる書簡体で展開される恋愛心理小説。世界各国で設定を変えて何度も映画化されたことでも有名な文芸作品である。この傑作をイギリスの劇作家クリストファー・ハンプトンが戯曲化、1985年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによって初演。ウエストエンドからブロードウェイと上演し大成功を収めた。ちなみに日本での初演は1988年、演出はデヴィッド・ルヴォー。

今回の演出を担うのは、日本初登場となるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身のリチャード・トワイマン。現在はイングリッシュ・ツアリング・シアターの芸術監督を務め、ロンドンのみならず国内外で注目を集める新進気鋭の演出家だ。

華麗なる社交界を舞台に描かれる巧妙な愛と性の遊戯。このデカダンな世界観とスリルにみちた名作をロンドンの新進気鋭演出家リチャード・トワイマンがどう挑むのか、期待がふくらむ。

コメント>
(Q.4年ぶり二度目の舞台出演となりますが、今の心境は?また、今回の舞台で楽しみにしていることはありますか?)
初舞台の際、舞台ってこんなにも楽しいんだと体感させてもらい、千秋楽の幕が降りた時から、もっともっと舞台経験を積みたいと思っていましたが、あっという間に4年が経ってしまいました。
また、あの時間を体感でき、観劇してくださる皆様にお届け出来る日が来ると思うとワクワク高揚します。

(Q.相手役のさんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?)
初めてご一緒させて頂きますが、かねてより共演したいと思う方でした。
上品な佇まいがメルトゥイユ伯爵夫人にぴったりだと感じております。
今回の役の様な、品位の中に潜む狂気をどのようにアプローチされるのか楽しみにしています。

(Q.稀代のプレイボーイという役柄への挑戦となりますが、意気込みをお願い致します。また外国人役は初めてになるかと思いますが、戸惑いなどはありますか?)
直接的な喜劇ではなく、人間が絡み合い、喜劇と悲劇が混在するストーリーだと感じており、このストーリーを届けるには、この時代背景が必要な作品だと思っているので、外国人役に戸惑いはありません。今回演じるヴァルモン子爵は登場人物の心と肉体を動かす役どころになるので、自信や野心に満ち溢れてはいるけれど、ピュアな一面も持ち合わせたヴァルモンという男の人生の機微を大切に臨みたいと思います。

コメント>
(Q.出演が決まった率直なお気持ちをお聞かせください。(今回のオファーをお受けになられた理由も併せて教えて頂けますと幸いです)今回の舞台で楽しみにしていることはありますか?)
セリフの美しさにひかれています。
そして見かわす視線の多彩さ複雑さに驚いています。
舞台の上で、どれだけ細やかな表現ができるかが、私にとっての大きな挑戦です。

(Q.相手役のさんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?)
多くの女性を魅了するフランスの光源氏のような役ですが、玉木さんは色気を感じさせる演技の光る方です。
きっと素晴らしいヴァルモンになられるでしょう。

(Q.今回は見方によっては悪女とも言えるような役柄ですが、意気込みをお願い致します。また外国人役に対し、戸惑いなどはありますか?)
以前、ジャンコクトーの「声」で演じて以来の外国人の役です。
外国のコスチュームを違和感なく纏うだけでなく、社交界に君臨する女性としての知性と貫禄も必要な役です。トワイマンさんには文化の違い以外にもたくさんの質問をして役を作りたいと思います。

<リチャード・トワイマン コメント>
(Q.さん、さん それぞれの印象をお聞かせください。)
カリスマ性を持った玉木さんは、お客さんの心をつかんだ魅力的なヴァルモンをつくりあげてくれることでしょう。京香さんは、自身の持つ強さと人間性によってこれまでになかったメルトゥイユになると思います。
』は人間ドラマを描いた近年の傑作戯曲です。彼ら二人ならそのスケールを舞台上で表現できると、今から楽しみにしております。