市川美織が「SING/シング」を見て気づいた夢をあきらめない気持ち
ユニバーサル・スタジオが贈る、この春一番の話題作となっているのが「SING/シング」。豪華な吹替え陣もニュースとなっているこの作品の見所を、NMB48で活躍をする市川美織が実際に試写会に参加し紹介する。 -見終わった感想は? 市川 開始10秒で引き込まれました。場面がドンドン展開してスピーディーで、テーマパークにいるような本当に楽しい映画でした。 -お気に入りのキャラクターは? 市川 ミーナです!私はシャイな方ではなくてミーナと性格はぜんぜん違うんですけど、歌を歌った瞬間に人が変わるっていうのが、私も舞台に立つと変わるって言われるので共感しました。何よりも家族の応援がすごいっていうのが、我が家と一緒なんです。私が何かをする度に家族が喜んでくれて、家の中も私のポスターばかりで(笑)。近所のみなさんもわざわざ家に電話をしてくれるんです。「美織ちゃん出てたわね」ってみんなで喜んでくれているみたいで。家族愛も感じられて良かったです。 -キューティーズも可愛かったですね。 市川 はい!なんできゃりーちゃんの曲だったんだろう?不思議ですけど、片言の日本語も可愛かったですね。もしも実写化する場合は立候補したいです! -印象的な場面は? 市川 ジョニーには泣かされましたね。お父さんに歌手になることを大反対された上、縁を切るとまで言われて…でも、そんなお父さんが実際にジョニーの歌声を聴いたとき、心を動かされる…歌の力ってスゴいんだなって思いました。あとは、アッシュの彼氏、ヒドイですね~最低です。二人でオーディション受けて自分だけが受かんなかったからって家に違う彼女を連れ込んで、ね。でも、失恋をした経験を歌にしたラブソングって共感されるので、そういう描き方もいいなと思いました。女の子はみんなアッシュの味方になると思います。 -セリフで気になったのは? 市川 2つありました!「恐怖に負けて、夢をあきらめるな」っていう。AKB48グループでも何かしら自分から動かないと夢はつかめないし、最初からあきらめて夢を失うくらいなら恐怖に負けないで頑張りたいと思っています。 -2016年は、市川さんは足掻いて、色々頑張った結果、年末の紅白歌合戦で結果を残しましたもんね。「夢の紅白選抜」では10位でした。 市川 この企画の発表があってからいち早くツイッターなどでファンのみなさんへの応援をお願いしました。一度、総選挙で圏外という結果を経験してから、もう失うものはないと思ってがむしゃらになりました。 -まさに、「恐怖に負けて、夢をあきらめるな」ですよね。 市川 そうなんです!実はあと、もう一つ気になったのが「どん底まで落ちたら、あとは上がるだけ」ってバスターが言ったセリフで。私も去年はどん底まで落ちたのですごく共感しました。髪を切ったのも、どん底まで落ちて邪念を払おうと思ったのが、キッカケだったんですよ。 -ショートもすごく話題になりましたもんね。 市川 こういうキッカケってすごく大事で、やっぱりどん底まで落ちたから、色々挑戦して頑張ろうと思えたし、それが紅白での結果に繋がったと思います。だからこの「SING/シング」は落ち込んでいる人とか、何かに迷っている人にはすごくおすすめな映画です。元気ない時に見たら本当に勇気をもらえると思えます。 -今回、ぜひ市川さんに見て欲しかったのってこの「SING/シング」が劇場を舞台にした映画だからだったんです。AKB48でデビューして、現在もNMB48で活動する市川さんは、常に活動の中に劇場がありましたね。 市川 劇場は特別なものですね。ずっと板の上で活動してきていて安心感がありますし、主人公のバスターの気持ちもすごくわかります。いつまでもいたい場所なんです。大きなステージに立たせて頂けることが多くなってすごく嬉しいんですけど、やっぱり近くにファンの皆さんの笑顔や声援が感じられないっていうのも寂しいもので…そういう意味では、私たちには劇場がとっても大切なものだと思います。 -今回、パンフレットには「それは、人生を変える最高のステージ!」というキャッチがあります。市川さんにとっての人生を変えたステージは? 市川 一番最初に私が立った大きいステージの、代々木体育館なんです。「サプライズはありません」というコンサートで、『渚のCHERRY』を歌わせていただいたんですけど…この曲は、ユニット曲と言っても前田敦子さんの楽曲として有名で、前田さんのポジションで歌わせて頂いて、出ていくとファンのみなさんは「誰だあいつは?」って感じだったんです。もう、間違いなく笑顔も引きつっていたと思うし(笑)。でも、その一曲のお陰で「誰だあの子は?」って注目をして頂けるキッカケにもなったし、それが人生最大のピークだなと思っていたんです。それが去年、紅白歌合戦で塗り替えられました。 -まさに、夢をあきらめなかったからですね。 市川 本当にそうだったと思います。「フレッシュレモン」っていうのをずっと続けていて、アイドルファン以外の方にも「レモンの子だ」と知って頂けることもあって、その集大成が去年の紅白の投票結果だったと思うんです。途中で「脱レモン宣言」などもしたんですが、あきらめずにフレッシュレモンをやり続けてよかったなと思います。 -夢をあきらめて、レモンをやめていたら、紅白もなかったですもんね。 市川 ファンの方にも「そろそろ違うキャラを考えてよ」とか言われ続けて(笑)、でも、私はこれだと思って続けて良かったです。 -AKB48と言えば劇場がきっても切り離せないという話をしましたが、「SING/シング」でも最後の舞台のシーンは感動的でしたね。 市川 最初は、家族とかしか見ていなくて…AKB48の初めの頃と似てますよね。ドンドン、話題になって観客が増えていって大盛り上がりになって。アイドルがすごく共感ができると思います。アイドルの皆さんに見てほしいです!あと、気になるのは吹き替えですよね。すごく豪華な声優さんたちで気になります。MISIAさんがミーナ役じゃないですか、ミーナのモジモジした感じをMISIAさんがどう演じるのか、気になりすぎます。 -では最後に、市川さんのここはみておくべきポイントは。 市川 バスターの洗車シーンは絶対に見ていただきたいです。可愛いんですよ、一気に癒されました。あの洗車バージョンのぬいぐるみが欲しいくらい。あと、音楽がすごく良かったです。サントラも買いたいって気持ちにもなりました。この映画を見ると、歌に国境はないんだなって思いました。この映画を見て、小さい子供が歌手になりたいとか、演劇に進みたいとか、夢を見つけて欲しいですね。あきらめないって事を感じられるすごくいい映画でした! 『SING/シング』3月17日(金)全国ロードショー 公式サイト:http://sing-movie.jp 写真(C)Universal Studios.