橋本奈々未 鳴り止まぬ「ななみんコール」別れ惜しむ
乃木坂46がデビュー5周年となる“5th YEAR BIRTHDAY LIVE”を単独ライブでは初となる“さいたまスーパーアリーナ”にて2月20日に開催した。 3DAYSの初日であり、橋本奈々未の誕生日にもあたる2月20日は“卒業コンサート”として、また、橋本奈々未が乃木坂46のフロントメンバーの主軸として約5年半もの間、グループを引っ張った彼女自身のラストを飾った。 橋本の晴れ舞台を見届けようと、会場には“さいたまスーパーアリーナ”として超満員となる3万5千人を収容。“バックステージ席”と呼ばれる、ステージセット裏側の席にまでファンが取り囲む、360度見渡す限り緑のサイリウムで包まれた。 冒頭のMCで橋本は、「今ここで観ている景色を焼きつけつつ、集まってくれた皆さんにも、帰ったあともこびりついて離れない景色を魅せつけていきたい。“こびりついてやる”という気持ち」と意気込みを語った。割れんばかりの声援の中、橋本がセンターを務めた最新シングル『サヨナラの意味』からスタート。『制服のマネキン』まで、息つく間もなくアップテンポな5曲を披露した。 白石麻衣と橋本のユニット曲である『孤独兄弟』の披露や、各メンバーからの橋本に対するビデオレター、そして、実は橋本と同日が誕生日の伊藤万理華の誕生日を橋本が祝う逆サプライズなど、“卒業コンサート”にかけた卒業企画も満載。『孤独な青空』で幕を下ろした本編のラストには、鳴り止む事のない“ななみんコール”に涙するファンも続出し、メンバーそしてファンからの愛で溢れた公演となった。 アンコールでは、橋本がステージに一人で登場。今までの活動を噛み締めるかのようにゆっくりと、自らの心境を涙ながらに語った。「ないものねだりはしたくない、と歌っていますが…こんなに素敵な景色を目の前にしているのに、他の道を歩みたいと思ってしまう自分が、1番ないものねだりだなぁ。…だけど、自分が選んだその先に、正解があると信じています。」 その後、メンバー全員にステージで迎えられると、同期である意味戦友でもある白石から橋本へのサプライズとして手紙が読まれた。苦楽を共にし、時には一緒に涙してきた活動を振り返った手紙を、涙を堪えながら必死に読む白石と、その温かさに再び涙する橋本。その2人がステージで抱き合うシーンは会場に集まったファン達の涙も誘った。 ファイナルでは改めて『サヨナラの意味』を披露。今までたくさんのファンに勇気を与えてきた橋本は、たくさんの勇気をファンから与えられ、ゴンドラに乗ってステージから旅立ち最後を括った。 橋本自身そしてファンにとっても、一生忘れる事の出来ないステージになったに違いない。