「ユーリ!!! on ICE」イベントに3万人が熱狂、新ビジュアルも解禁

テレビ朝日ほかにて2016年10月~12月にかけて放送された本格男子フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』の放送終了後初となるトークショー+オールナイト上映会が本日TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、本会場とライブビューイング会場を合わせて49館に、約3万人のファンが集結した。

オールナイト上映会前のトークショーには、原案・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案を務める久保ミツロウ、勝生勇利役の豊永利行、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝が登壇。久保ミツロウの挨拶からトークショーが始まり、「熱気がすごい!緊張しています!」と熱が高まる会場の様子を伝えた。続いて豊永も「オールナイトなので、グランプリファイナルあたりで寝てた(笑)とならないように、最後まで頑張ってください!」と挨拶し、会場は更に盛り上がった。この日は新ビジュアルも解禁となり、スケーターたちが揃った新ビジュアルがスクリーンに映り出されると会場からは歓声が上がった。

フィギュアスケート作品ということで、『ショートプログラム』『フリースケーティング』『インタビュー』で構成された本トークショー。『ショートプログラム・振り返りトーク!!!』では各キャストが演技を振り返った。

「心で演じたいと思っていたので、7話くらいから記憶がない。でも本作を通して諏訪部さんと深い関係になれた。」と語る豊永に対して「そうかな?」と諏訪部がヴィクトルのような奔放な返しをして笑いが起こるなど、息の合った掛け合いが続きました。内山は「ユリオはシリーズを通じて本当に変化した印象。それに自分もついていった感じ」と語り、3人の語りを受けて久保も「物語を創り上げる中で、作品が何回でも生まれ変わっている感じがした。独りよがりにならずに作品が創れたと思う」と、各々にとって初めての経験をしたことが分かるトークとなった。

【トークショー】全景①

そのほか豊永が「1話モノローグの勇利は、いつの勇利なのか?を想像してほしい」と、作品を楽しむポイントを語れば、公式グッズの“マッカチン(ヴィクトルの飼い犬)“ティッシュケースを抱いて登場した諏訪部は「演じたポイントなどはあえて語らないようにしている、それぞれの中にあるヴィクトルを楽しんでほしい。ただ一言…僕はマッカチンが大好きです!」と宣言。内山は、印象的だったセリフについて「豚関係」とスバリひとこと。「豚に食わせる金メダルはねぇ!」、「家畜」など、本作の特徴でもあるユリオの印象的なセリフの発想元を尋ねられた久保は「かつき(勝生)→かちく(家畜)」だったと暴露するなど、今だからこそ聞ける話を様々な角度から展開した。

『フリースケーティング・今だから言える話!!!』では、久保が海外で遭遇した「」ファンとの衝撃的な面白エピソードを展開。世界中にファンを持つ本作ならではの体験談が繰り広げら\た。

『インタビュー』では、予め公式Twitter募集された質問に回答。「11話でクリスを迎えにきた彼は誰ですか?」という久保への質問がスクリーンに映し出されると、客席からは「あ~!!!」と共感の声が。これは、スイスのスケート連盟の男性であることが久保により明らかになりました。「自分がやりたいフィギュアの技」については、内山が「スピンがすごいと思う。目が回らないのが不思議」と語ると、久保が「JJのスピンを是非見てほしい。ずっとカメラ目線(笑)。今日はJJソングも是非歌ってください」と、オールナイト上映会を控えた客席を盛り上げた。

盛り上がるトークショーも終盤となり、締めの挨拶ではそれぞれが「ユーリ!!! on ICE」への愛情を語り、久保は「みんなが全力で作った作品がどのように皆さんの中で完成するのかが大事だと思う。朝まで寝ないで楽しんでいってください!」と語り、終了となった。

トークショー終了後、オールナイト上映会が始まる直前の劇場には来場者特典のスケーター応援うちわを準備する楽しそうなやりとりが目立った。

いよいよ第1滑走が23時半からスタート。上映開始からすぐに勇利のうちわを振り始める人の姿も見られ、勇利のスケーティングシーンでは会場が大きな拍手に包まれた。

第2滑走でヴィクトルを追って長谷津に降り立ったユーリ・プリセツキー。商店街で虎のトレーナーを見つけて「マジヤバい」という一言を放つと、会場から大きな笑いが起きた。また、ロシアのユーリが「ユリオ」と名付けられるシーンでも和やかな雰囲気となり、劇場からはくすくすと笑い声が聞こえた。

第3滑走での“温泉on ICE”に向けた勇利とユリオの演技練習中、ヴィクトルの「まあ、寺かな」の名言がでると、会場全体が今までで一番の笑い声が響く。その他「フクースナー!」や勇利の「すっごくエロスでした!」など、笑い声に包まれるシーンが多く見られた。そんな和やかな雰囲気が一転、勇利とユリオの対決が始まると、シンと静かに演技を見守る雰囲気に。ユリオが演技の後半で4回転トゥループを決めると、どっと拍手が沸いた。勇利の演技が始まるとジャンプが成功する毎に歓声が上がり、生の試合を見ているような盛り上がりを見せた。

ついにグランプリシリーズが開幕した第6滑走では、各国のスケーターが多く登場し終始劇場は盛り上がりを見せた。ピチット・チュラノンの演技ではリズミカルな楽曲に合わせ、手拍子でリズムを刻む人が多く会場に更なる一体感が生まれた。勇利がSP(ショートプログラム)の滑り出しでセクシーなポーズを決めると「フゥ~!」と声が漏れる。演技を披露し終えると拍手喝采!盛り上がりは最高潮に達した。

第7滑走の試合も大盛り上がり!クリストフ・ジャコメッティの試合中はペンライトが紫に光り、ピチットの試合中は緑に光り、キャラクターのイメージカラーに合わせてペンライトを振って応援する様子が目立った。勇利の試合中も劇場全体がペンライトで青く染まり、拍手も響く最大の一体感が生まれた。

第8滑走が始まる時間はすでに深夜3時。しかし、まだまだ熱が冷めることのない劇場。深夜だということを感じさせないくらいの大きな声援を浴びたのはJJ。お馴染みの「It’s JJスタイル!」や、大人気のJJソング「Theme of King JJ」が始まると劇場が一気にピンクのペンライトに染まり、上映に合わせて大合唱!更に「JJがんばってー!」、「キャー!」という黄色い声援も響き、まるでスケートリンクの側にいるかのような臨場感。JJの存在感に圧倒されるほど。そして、勇利の滑り出しでも「がんばってー!」「勇利ーーーー!」とJJに負けないくらいの黄色い声援が飛び交い、緊張した勇利を後押ししているような雰囲気となり会場は更なる盛り上がりを見せた。

第10滑走のグランプリファイナル直前の話では、ヴィクトルとジャコメッティのプールのシーンや、スケーターの食事シーンなど、和やかなシーンが続き、会場からは笑い声が止まらず溢れていた。

第11滑走ではついにグランプリファイナルが始まり、劇場の熱気が最高潮に高まる。まるで選手たちが目の前にいるかのような盛大な拍手が続き、深夜とは思えない完璧な応援で演技を盛り上げた。ユリオのSPでは、過去最高の演技と世界歴代最高得点の発表に今まで一番大きく盛大な拍手が送られた。

そして、時刻は午前4時。いよいよ最終話第12滑走を迎えたオールナイト上映会。冒頭でヴィクトルと勇利が約束を交わすと、会場からは黄色い声が漏れる。グランプリファイナルFSの滑走が始まり、選手ひとりひとりに大きな拍手が送られ、勇利の最終滑走の滑り出しでも「いけー!!!」と会場のあらゆる所から応援の声があがる。勇利が最後のジャンプを着氷させると、劇場からはすすり泣く声が聞こえた。

上映終了後は大きな拍手が鳴りやまず響いた。オールナイトで行われた上映会だが、中国大会、ロシア大会、グランプリファイナルと大会が進んでいくにつれ、応援上映の劇場も興奮が増していき「ユーリ!!!on ICE」の熱はまだまだ冷めず、むしろ熱はどんどん上がっているように感じられた。