AKB48の「原点回帰」16期研究生公演がスゴい

昨年12月8日に行われたAKB48の11周年記念公演でお披露目されたが、劇場にて研究生公演初日を迎えた。ファンにとっては待望の公演がスタートとなる。既に1月18日にTOKYO DOME CITY HALLで単独コンサートを行っているだが、定期的に公演が行われることはファンにとって重要であり、メンバーも成長の場として大事なところでもある。

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その研究生がどんなセットリストを発表するのか?ファンの間でも話題となっていた。幕が開くと大方の予想通り『Partyが始まるよ』からスタートし、『Dear my teacher』と続いた。そして『会いたかった』『Only today』と続いたことで「Partyが始まるよ公演」では無く、かつ先日行われた単独コンサートのようなセットリストでは無いことがわかった。

どんな公演になるのかワクワクしながら観ていたのだが、常に田口愛佳が目に入ってくる。派手な感じは無いが、クールなイメージのショートカット正統派美少女であり、これまでのAKB48にはいなかったタイプ。最初の4曲を歌っただけで大きな存在感を出していた。田口はかつての前田敦子が担ったポジションを担当していたが、前田も派手さは無く素朴な魅力を存分に発揮し、不動のセンターというポジションを確立した。まさに、センターのパイオニアである。そんな前田にも引けを取らないステージを見せたのが田口である。

存在感を残したのは田口だけではない。全体曲の後にユニット曲と続くのだが、AKB48の出世曲とも言われている『スカート、ひらり』で、田口とともに歌った佐藤美波の存在も際立っていた。田口とは違うタイプで、笑顔がカワイイ美少女という印象で『スカート、ひらり』では存分に美少女オーラを発揮。既に握手会などでも人気が高く、佐藤のカワイイオーラは、日に日に増える一方。驚異的な13歳として注目されそうだ。『ガラスのI LOVE YOU』『あなたとクリスマスイブ』『黒い天使』『ハート型ウィルス』の選曲は、懐かしさと初々しさが見事に融合。最後は『未来の扉』と爽やかな曲を選曲して公演の幕を閉じた。

アンコールの声が掛かりAKB48のコンサートなどでお馴染みの『RIVER』『ファーストラビット』を披露。そして最後はAKB48のデビュー曲『桜の花びらたち』で公演の幕を閉じた。

は単独コンサートでは、10年前に行われたファーストコンサートのセットリストを披露して大きな話題になったが、本日スタートとなった16期性研究生公演では、大組閣以前のチームA1stからA5thの楽曲のみで構成され(アンコール以降の楽曲は除く)古くからのファンにとっては、涙が出そうなセットリストと言えるのではないかと思う。これまで多くのメンバーが卒業をしていったが、そのメンバーたちが作り上げた楽曲を産声を上げたばかりの16期研究生が進化を見せつつ思い起こさせてくる素晴らしいセットリストである。

まだ荒削りなところもあり、お世辞にも最高のステージとは言い難いが、無限の可能性を秘めた公演なので今後はから目が離せない。一気に飛躍するメンバーも出てくる可能性も高いので、彼女たちに大きな期待を持ちたいと思う。(レポ/ブレーメン大島、写真一部(C)AKS)