映画監督のようにグラビア撮影、今田耕司のカメラ術

大物テレビ司会者として知られる芸人の。50歳となっても独身を貫く今田が、カメラマンとして数々のグラビア美女たちを撮影しているのはご存じだろうか。2月10日に放送された「another sky-アナザースカイ-」(日本テレビ系)でも紹介されたが、昨年末に発売した写真集にて今田の貴重なクリエイティブが語られている。

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―撮影には事前にしっかりイメージを持って臨むんですか?

今田 漠然としたイメージはありますけど、ほとんどは出たとこ勝負。でも、いつも素材がめちゃめちゃいいので、普通に撮れば大丈夫なんです。やっぱりプロのカメラマンは、スタイルが事前の情報と違ったり、疲れで肌が荒れていたり、どんな状況でも目の前のモデルさんをかわいく撮らなあかん。それが仕事やから。僕はそこまではできないですから。

―担当編集が、カメラマンとしてのスキルと、テレビ司会者としてのスキルには通じるものがありそうだといつも言ってます。今田さんは画面が隅々まで見えていて、ポイントを発見する目が早いし、そこから撮影するまでの瞬発力も抜群。それに加え、あのトーク力と場を仕切る力があるから最強なんだと。

今田 どうなんでしょうね。ただ、そう言ってもらえるのは、ありがたいです。

―あと、撮影が終わると、ずっとご自身で撮った写真を見ている姿も印象的です。今もインタビュー中なのにずっと連載のバックナンバーを見てるじゃないですか!

今田 いや、そらそうですよ。こんなにかわいいコばっかり撮らせてもらってるんやから、見たくなるでしょう! でもそれは、撮った写真を自画自賛してるっていうより、単純に「このコほんまかわいいな〜」っていう感じなんですよ。

―ふだんのテレビのお仕事と比べると、特にどんなところが違いますか?

今田 バラエティの現場やったら、当日その場でどうにかなるというか、自分で動けば解決できることも多いんですけど、グラビア撮影だとなかなか。それに、雑誌に載った写真って、形としてずっと残るでしょう。のちのちになって価値が出たり、その人のキャリアとして刻まれるわけやから。そう考えると、ちょっともう、映画監督みたいな気分になるんですよね。どういうシチュエーションで撮ろうか、衣装はどうしようか、どういう構図で撮ろうか、って。

―ゴールは、やはりかわいく撮ること?

今田 そうですね。かわいく、きれいに撮れたときがいちばんの満足です。あと透明感と清潔感も大事。こうやって撮ったらスタイルがよく見えるとか、顔が小さく見えるとか、少しずつわかってはきましたけど、テクニック的なことよりも、とにかくかわいく撮ることに専念してます。だから、自分が撮ったモデルさんがほかの雑誌に載ってると、「なんでこの写真なんやろ」とかは思うようになりました。「本人あんなかわいいんやから、もっといい表情あったやろ」とか。せっかく時間かけて撮影するからには、何回見ても、いつ見てもかわいいって思える写真がいいじゃないですか。

―モデルを選ぶときの基準は?

今田 やっぱりかわいいのはもちろんですけど、「会いたい」って思うような人に来てもらってる。個人的な好みも多少ありますけど、あくまでタレントや女優として魅力を感じたコたちですね。だから、グラビアを見てオファーするだけじゃなく、映画とかを観て、いいなと思って声をかけたコもいます。

(写真集「が撮った13人のオンナ」巻末インタビューより)


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