松任谷由実 今年で37回目、冬恒例のリゾートライブを開催
エンターテインメント界の冬の風物詩、「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba」が新潟県・苗場プリンスホテル プリザリュームで2月7日(火)よりスタートした。 今年で37回目を迎えた冬、恒例のリゾートライブ。今年のテーマは“花“。突如、地球の内側に咲き誇る巨大花、灼熱のステージが出現。ジュール・ベルヌのSF冒険映画「地底探検」(1959年公開)の世界観をイメージしたアイディアとの事。 オープニングはそのテーマにふさわしく時空を超えた旅へ誘う、『Glory Birdland 』(1990年発売アルバム『天国のドア』収録曲)よりスタート。花にちなんだ曲として、『花紀行』(1975年発売アルバム『COBALT HOUR』収録曲)から、昨年リリースの最新アルバム『宇宙図書館』収録の夏を舞台にした『Sillage~シアージュ』と、新旧織り交ざった選曲、そして“今、何処にいるのか”季節さえも忘れてさせてしまう鮮やかな演出で会場を魅了した。 そんなステージ演出の中でも毎年、注目の衣装。今年もそれぞれ個性際立つ3ポーズが登場。探検の始まりをイメージする1ポーズ目、地底に住むネイティブをイメージしたエキゾチックなムード漂うドレス、美しくも不思議な昆虫のマエストロをテーマにした玉虫色のモーニングと、ユーミンでなくては着こなせない衣装が、更にステージを華やかに楽しませた。 中盤ではファン待望、お馴染みの「苗場名物リクエストコーナー」で盛り上げ、後半戦へ。 後半戦は、昨年7月に他界した、ユーミンのバンドメンバーとして30年以上活躍していたギタリスト・中川雅也さんのために選曲した楽曲を披露。名曲『Hello,my friend』(1994年発売シングル)のカップリングとして対になっている、亡くした友を想う『Good-bye friend』など、ここ苗場のステージでも数々の思い出を共にした盟友を想う気持を、曲に託して届けていった。 中でも苗場には欠かせない『BLIZZARD』(1984年アルバム『NO SIDE』収録曲)では故人が担当していたギターソロの過去のデータを用い演奏。天国にいる仲間と楽曲を通じてステージを共にするといった、音楽の力を改めて感じることが出来る演奏となった。 本公演は、約2時間半弱、リクエストコーナー、アンコール含め全23曲を披露。2月20日の最終公演まで全8公演行われる。 そして3月からは、昨年11月よりスタートした42都市80本、自己最長、最多本数の超ロングランの全国ツアー「松任谷由実 コンサートツアー 宇宙図書館2016-2017」が3月1日名古屋国際会議場センチュリーホールより再開。ファイナルの9月22日東京・国際フォーラム ホールAまで続く。 そして更に、12月からは、『ユーミン×帝劇』の舞台が3年ぶりに行われることが決定。ユーミンの歌と俳優の演技、劇場空間が一体となり、観る者の想像力を無限に解き放つ、ミュージカルでも、従来の音楽劇でもない、新しい試みである『ユーミン×帝劇』。 2012年10月に第一弾「8月31日~夏休み最後の日~」(脚本・演出 松任谷正隆)、2014年10月に第2弾「あなたがいたから私がいた」(脚本・演出 松任谷正隆)を上演。3作目となる最新作のタイトルは、「朝陽の中で微笑んで」。ユーミンが1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた名曲を、脚本執筆中の松任谷正隆がタイトルに選んだとの事。近未来、人が生命を自在に操ることの出来る時代を舞台に、ある男と女の、時を超えた純愛物語をお届けする。こちらもこうご期待。 (写真)HAJIME KAMIIISAKA (写真)上飯坂一