2016年、注目を集めた欅坂46平手友梨奈の魅力とは?
2016年、最も注目を集めたアイドルの一人が欅坂46の象徴的なセンターを務め続けた平手友梨奈だ。快進撃を続ける欅坂46の中で、常に注目を浴び続けていた平手。新たな時代のアイドルとして、道を切り開き続けている。 今回、有明コロシアムで初のワンマン公演を開催した欅坂46。その中でも、圧倒的な存在感でグループを引っ張っていたのが平手だった。番組収録や取材などではどこか幼さも残る表情を見せることがあるが、ステージに立った瞬間、平手に何かが乗り移ったかのように「目」が変わるのがわかる。その瞬間から、「欅坂46の平手友梨奈」へ一瞬で変わり驚くようなパフォーマンスを我々に魅せてくれる。そのギャップが、彼女の魅力のひとつだ。 そんな平手の目には特別な「覚悟」が宿っているように見える。初期の爆発的な欅坂46の人気は、平手のパフォーマンスがキッカケとなった部分が非常に大きいと思う。欅坂46では、アーティスティックな部分や、作り込まれた世界観を表現することが非常に多い。その役目を、現段階では平手がしっかりと理解し、センターで表現をしている。欅坂46は他のアイドルグループから見て、決してわかりやすいグループではない。前述した「世界観」は、ビジュアルイメージも含め「可愛い」「カッコイイ」「革命的」「スタイリッシュ」…様々な要素が組み込まれ複雑だ。だからこそ、我々は欅坂46を見て、今までのアイドルグループにない感動を覚え、衝撃を受ける。そんな実験的とも言える人気グループのセンターは、覚悟がなければ務まるはずがない。デビューしたときなのか、活動をしていく中でなのか、現在の平手にはしっかりと革新を続ける欅坂46をセンターとして引っ張る意志を感じる。 更に彼女の魅力を高めているのが、そのまっすぐな気持ちだ。インタビューではストイックな一面を魅せ向上心をむき出しにすることもあり厳しい素顔を魅せる。そして、バラエティなどふとした瞬間に年相応の幼い素顔も見せる。今回も、初ワンマン公演で披露した『サイレントマジョリティー』でも鬼気迫るパフォーマンスを披露した後、本当に心の底からホッとしたような笑顔を見せた。ここまでの彼女の苦悩や努力をすべて象徴するかのような美しいものだった。そういった、「隙」があるのも魅力の一つだ。 と、ここまで書いてこれが「2001年6月25日生まれ」のアイドルについてだというのだから末恐ろしい。そう、平手はいまがキャリアの頂点ではなく、年齢的にもまだ上り始めたばかり。そして、記念すべき初ワンマン公演で平手が今後も進化を続けるであろう予感を見た。 それは、他のメンバーたちがしっかりと個性を付け、平手に迫る勢いで成長をしているからだ。欅坂46の良いところは、シングル曲では平手がセンターを務め続けることで、他のグループほどに熾烈なセンター争いが無いことだ。もしかしたら、個々のメンバーの中には思うところがあるのかもしれないが、取材をしている限りでは平手を支える形で、それぞれのメンバーが役割を全うしていると思われる。そのメンバーたちの成長が、しっかりと見られた初ワンマン、メンバーのこともよく見ているという平手なだけに、刺激を受ける部分、また任せる部分も2017年は多く見つけられるだろう。 アイドルグループとしてデビューから革命を起こし続けている欅坂46、その中で圧倒的な存在感を見せている平手友梨奈。これからも注目していきたい。(編集部/高橋学)