坂本龍一の快挙に村上龍がお祝いも「とても話せないエピソードばかり」
世界的に有名なラグジュアリーブランド「モンブラン」が世界16ヵ国で開催するアート界随一の権威を誇る国際的文化賞に坂本龍一が選出され、授賞式に出席した。 今回の授賞式では、坂本氏の友人であり小説家の村上龍が受賞のお祝いに登壇。村上氏はこの日のために、35年以上になる付き合いの中でとっておきのエピソードを公開し祝福しようとしたが、「すべてがとても話せない」と苦笑い。坂本氏も「ヤバイもんね」と同調した。 そんな中でも、イベントやLIVEなどで坂本氏の母親の隣で鑑賞することが多かったという村上氏。お互いにシャイで話はしなかったが、ある悪天候の日の帰り、車で送ると提案するも「歩いて駅まで帰ります」と断られたというエピソードを紹介。立派な自立心の強い方だと感心したと話す。このエピソードに坂本氏は「いい話だね」とニコリ。「またいつか、一緒にオペラを作りたいね」と話しステージを後にした。 またこの日、スペシャル企画として坂本氏が音楽監督を務める東日本大震災を体験した小学生から大学生までの混成オーケストラ「東北ユースオーケストラ」の有志2名との共演で、『Merry Christmas Mr.Lawrence(戦場のメリークリスマス)』『美貌の青空』を演奏。幻想的な空間は会場全体を包み込んだ。 取材に応えた坂本氏は、デビッドボウイの死に対し「一ヶ月位ショックで…信じられないですね。あんなに早く逝ってしまうとは想像もできなかったので、話せる時間を取れたら良かったなと思っています」と話した。また、グラミー賞候補となったことについて「どうかなあ、こればっかりは」と苦笑い。「一回取っているから欲張る気持ちはないんですよそんなに正直こだわっていないんです」と素直な気持ちを話した。