山本彩が「シンガーソングライター」として成功する可能性
NMB48山本彩が、ソロアルバム『Rainbow』を発売。オリコン週間ランキングで初登場3位となり初週の売上枚数は5万枚だったことが発表されている。また、ソロツアー「山本彩 LIVE TOUR 2016 ~Rainbow~」を11月2日(水)のZepp Nagoyaから開始。4箇所5公演をまわるZeppツアーとなり、アイドルが初めてソロライブツアーを行う規模としては異例の動員数となる。 今回、Zepp東京でのライブで見せた山本彩のシンガーとしての可能性は、我々の想像の上を行く出来栄えだった。 彼女の歌の上手さはNMB48としての活動でもコンサートやライブでしっかりと感じられていた。ギターに関しても、同じくライブやイベントなどで見せる腕前で「アイドルとしては上手い」という印象を持っていた。 今回、ソロツアーで「バンドの一員」としてギターそしてボーカルを担当する山本は、我々が思っていた以上にミュージシャンとして覚醒していた。参加したバンドメンバーは演奏力も高く、山本に合わせた部分もあっただろうが、歌、ギター共にリズムのとり方もしっかりとして、「アイドルとしては」なんて言えない程、レベルの高いものだった。 得意のダンスはもちろん封印し、歌とギターで勝負。そんなNMB48では経験したことがないステージでも、緊張している様子もなく堂々と楽しんでいたのがよくわかった。その楽しさが音となってビンビンに伝わってくる。NMB48の山本彩ではなく、一人のミュージシャン、一人のシンガーとしての山本彩がそこにはいた。 山本の良いところは、アイドルとして培ったトーク力もしっかりと活かされていることだろう。MCも安定し、会場のファンと絶妙な掛け合いも楽しい。ここまでNMB48の山本彩を応援してきたファンとしても安心できるところだろう。 荒削りながらも、しっかりと実力を発揮し「シンガー」として無限の可能性を魅せつけた山本彩。今回のツアーを通じて感じたことなども、今後の作詞作曲に活かされることだろう。 夢であるシンガーソングライターに向け大幅に前進した彼女に、今後も期待したい。 写真(C)NMB48