指原莉乃も注目「博多の秘密兵器」の一人、井上由莉耶とは?
松岡はなのセンター大抜擢に加え、田中優香が初選抜と、新たな血のめぐりを感じさせる展開を見せたHKT48の最新シングル『最高かよ』。大ヒットを記録したシングルだが、もう一人、初選抜の喜びをかみしめるメンバーがいた。チームHの井上由莉耶。 今年度の総選挙で初のランクイン、しかも48位という好順位を獲得するなど、まさに今Big Waveに乗っている存在です。 「クールでデビルな黒猫系」というキャッチそのまま、大人びた雰囲気にパチッとした大きなネコ目が美しい美少女ぶりは、HKT48においても一際輝く。どんな時でも眩しいまでの笑顔を絶やさず、フワリとしながらも凜とした佇まいも感じさせる…まさに正統派アイドル!そんな井上をファンはグラビアで人気急上昇中の田中優香などと一緒に“博多の秘密兵器”と称するものもいる。 ファンとしては待ってた!という気持ちだったでしょう。今年の総選挙ポスターに書かれた「みつけた!」というキャッチの通り、ようやく井上由莉耶が見つかったのです。 しかし、彼女が秘密の存在から花開くまでは少々の時間を要することに。 これまで、井上は決して強いスポットを浴びてきたわけではない。約1年半続いた長きに渡るアンダー経験。やっとの想いでチームHに昇格を果たすも、「最終ベルが鳴る」初日は舞台に立つこと適わず。シングル選抜、総選挙と目に見えての結果は残せずの日々。中学3年生のタイミングで卒業を考えていたと、自身の生誕祭で語ったほどだ。そんな選抜メンバーではない、井上に与えられた活動の場所はGoogle+、劇場公演の二つだった。 しかし、その二つを研ぎ澄まし続け、今やSNSと公演は井上の最高の武器になることに。 元よりメンバーがうらやむほどのフッションセンスと女子力の持ち主である井上。その特性を活かし、Google+に数々の企画をアップし続けている。彼女が投稿した私服や握手会用の格好で一番のスタイリッシュだった服をファン投票で決める「握手会私服総選挙」を毎年開催、メイド服を着用し自作のお菓子を振舞う架空の喫茶店「love nyan」をネット上にオープン…と、数え上げればキリがないほどの企画で、ファンの目と心を喜ばせ続けている。 中でも、井上が制服を着て色々な場所に赴く姿を写すという昨年3月から始まった「制服寄り道コレクション」はその最たるもの。彼女の自然体で天真爛漫な姿と九州の美しい情景とのマッチは、並のグラビア誌を凌駕する感性と美麗ぶり(撮影の全ては井上の母によるものだそうだ)。静止画における井上の魅力が凝縮されているのだ。男女問わずファンの多くがGoogle+を見て虜になった、と回答するという話も頷ける。 指原莉乃は、とあるインタビューにて「SNSをすごいちゃんとやってて、熱心なファンがついている」と井上のSNS活用ぶりを称賛したほど。 動の井上も魅力溢れる。公演での井上は、まさに嫋やかなイメージ通り、白く美しい手足を大らかに使って踊る。その様は優雅そのもの。さらに井上の武器は圧倒的なまでの表現力。愛らしいポップナンバー『キャンディー』のようなキラキラとした楽曲では、零れ落ちそうなほどのスマイルが輝き、マイナー調のロックサウンドが疾走する『黄昏のタンデム』では憂いを帯びつつ引き締まった表情を見せ、妖しげなファンクナンバー『ダルイカンジ』での“妖艶”という言葉がピタリとハマる姿……と、曲ごとに表情を変え、見事その世界に寄っていく姿はさながら“女優”的。中でも『100メートルコンビニ』サビでの「UターンLOVE」で見せる煌めきは何にも代えがたい。井上のパフォーマンスは、楽曲をより視覚的に訴えかけてくる、目を惹きつけるとはまさに井上のステージ上での振る舞いそのものだ。近年ではダイナミズムさを感じさせる動きも見受けられるなど、着実に凄味を増してきているのも特筆すべきだ。 ルックス、センス、パフォーマンス。その全てが磨かれ続け進化している、これほど“応援していて楽しい”存在もいないでしょう。ただの、経年による変化ではない。努力家として有名なHKT48上野遥が「由莉耶、いっつも頑張ってるの!」と昨年開催の井上の生誕祭で号泣しながら訴えたという逸話も残したほど。井上は真剣なまでに、応援するファンに楽しんでもらうために自らの力を注ぐ。だからこそ大きな一歩を踏みしめているのだ。 迎えた誕生日の際に「17歳は『HKT48の選抜入り』を目標にします!! 絶対叶えるために頑張ります!!! (中略)今は私の、アイドル人生で1番大事な時だと思っています。もっともっと、まだまだ頑張れる!!! 頑張ります!!!」とGoogle+に投稿。その願いは見事叶った。頑張り続けることで開いた栄光への道は、この先も伸び続けている。 博多の秘密兵器は、頑張り続けることで最高の武器へと進化を遂げようとしている。(田口俊輔) 写真(C)AKS