乃木坂46生駒里奈 舞台「こち亀」で魅せた透明感
「週刊少年ジャンプ」連載40周年特別企画として、東京渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演される舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、9日夜公演から上演が始まるが、8日報道陣、関係者に一足早く公開された。 舞台としては2006年公演から10年ぶり、5度目の上演となる。すっかり両津勘吉役が板に付いたラサール石井、財閥の御曹司中川圭一にはユージ、マドンナとして爽やかな色気を振りまく秋本・カトリーヌ・麗子役にグラビアでも活躍の女優 原幹恵を中心に、舞台オリジナルキャラクターとして、出世欲の強い東大卒の新任警官 向島三四郎役に池田鉄洋、そして謎の美少女サキ役に乃木坂46の生駒里奈など豪華キャストが集結して、2016年版「こち亀」が幕を開けた。 生駒は、元浅草芸人の老人奥山(坂本あきら)と一緒に住む、何やら陰のある美少女を演じる。健気に振る舞いながらも、とんでもない深い闇を持つという難しい役どころだが、ベテラン舞台俳優で名脇役の坂本演ずる奥山との”おじいちゃんと孫”のよう、でも他人という複雑な感情から、さまざまなトラブルに巻き込まれ、ついにはその深い闇が表へと出て来てしまったときの狂喜など、感情の起伏が大きい難易度の高い役を、体当たりで演じ切った。また「こち亀」の真骨頂である”笑いと人情”も間合い良く周りのキャスト陣に溶け込み、巧く演じていた。 ミュージカル風な歌や踊りのシーンも多数あり、その透明感のある”アイドル生駒里奈”の存在を存分にアピール、彼女が出て来るだけで華やかな雰囲気を醸し出すのは、やはりトップアイドル・乃木坂46中心メンバーとしての活動で培われたものだろう。 生駒は「乃木坂46以外のこういう大きな舞台に一人で出演するのは初めてのことで、私にとって大きな挑戦でした。稽古中は先輩方に学ぶことが多く、刺激の日々でしたが、公演では、今度は私が観ているお客様に刺激をお届けする側になりたいと思います。歌もダンスもあります。サキちゃんとして精一杯楽しんで演じられたらいいなと思います。とても楽しい舞台になっているので、是非観ていただきたいです!」と意気込みを語るように、今回の「こち亀」で生駒自身も相当の刺激を受けるだろうし、観客も新しい生駒里奈を目にすることが出来ると思う。 また、公演終了時にラサール石井はマスコミ陣、関係者へのあいさつで「稽古中に”こち亀”掲載終了の知らせを聞きまして、キャスト一同大変驚きましたけれど、”40周年・200巻”でお祭りのように終わりたいという秋本先生の言葉に、私たちも花を添えたいと思っています」と9日からの公演スタートに向け決意を新たにしていた。 舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は9月9日(金)から9月19日(月・祝)までAiiA 2.5 Theater Tokyoで、9月23日(金)から9月25日(日)は大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。