結成11年目、セクシーに進化し続けるチャオベラが久々のバンドスタイル
ニュー・アルバム『Alive 4U!!!!』をリリースしたばかりの4人組ガールズ・グループ、チャオ ベッラ チンクエッティのライブ・ツアー、「チャオ ベッラ チンクエッティ LIVEツアー2016 秋~Alive 4 U!!!!~」が、東京・渋谷のTSUTAYA O-WESTで開幕した。昼夜2回公演のうち昼公演は[2MIX Ver.]と題されたオケによるステージ、夜公演は[バンドVer.]としてガールズバンド「Draft King」との共演によるバンドライブ。殆どの曲が異なるセットリストで、1日に2つのスタイルによるライブが行われた。 昼公演では、セクシーなミリタリースタイルの新衣装で登場。テンションMAXな客席をロックオン! THE ポッシボーからチャオ ベッラ チンクエッティに改名して以降のシングル『表参道』『どうしよう、わたし』『一期一会』をはじめ、MVがセクシーすぎると話題の『BOOM!×3~ジェラしっちゃうぞ!焦らしっちゃうぞ!~』など、ニュー・アルバム『Alive 4U!!!!』の収録曲を中心に、約1時間半でMC無しのノンストップ・ライブ! パワフルにしてエモーショナルなボーカル、そしてダンサブル。ひたすらに歌を聴かせて、客席を魅了した。チャオベラのDIVA、はしもんこと橋本愛奈による短いアカペラになる部分で、それまで曲中のコールで沸いていた場内がしばし静寂に包まれて、ステージ側と客席との呼吸が合った場面も見られた。 アンコールではツアー・グッズの最新Tシャツで登場。メンバーは口々に「やっとしゃべれる~っ!」と言いながら、このツアーの追加公演決定を発表。その中には、アイドル・グループ「風男塾」との2マンライブや、スリーピース・ユニット「ケラケラ」、5人組“J-POP突然変異型ROCKクインテット”「vivid undress」といったバンドとの2マンライブも含まれた挑戦的なツアー・スケジュールになっている。各公演が伝えられるたびに沸き立つ客席とメンバーとのやりとりも楽しい1シーンだった。 夜公演は、Draft Kingの演奏によるバンドVer.ライブ。Draft KingはNOHANA(ベース/元ステレオポニー)、SHIHO(ドラム/元ステレオポニー)、MAO(ギター)の3人(8月にボーカルのericaが脱退して新ボーカル・オーディション中)。なぜチャオ ベッラ チンクエッティにDraft Kingなのか? 今年3月、Draft King主催ライブにチャオ ベッラ チンクエッティが出演したのがきっかけで、先の春ツアーのファイナル大阪公演に今度はDraft Kingがサポート出演。この秋ツアーで本格的にバンドVer.ライブで共演することになった。Draft Kingのメンバーが所定の位置でスタンバイを始めるだけで大歓声。そして、チャオ ベッラ チンクエッティが登場して、最高潮の熱量で開幕した。 橋本愛奈(はしもん)は「さっき1公演目を終えまして、楽屋でロビンちゃんに”隣りを見たらさっきゆでダコがいたんだよね”って言われたくらい、めっちゃ汗をかいたんですけど、2公演目はその限界突破できるように、も~ゆで過ぎなんじゃないの~ってくらい盛り上がっていきたい!」を気合い。後藤夕貴(ごとぅー)は「みんな~盛り上がってんの?(笑)2公演目が始まったわけですけど、みんな新しいグッズをチェックして頂けましたか?」と、最初のMCにしてツアー・グッズをアピール。諸塚香奈実(もろりん)は「皆さんこんばんは~もろりんだよ~、今日はツインテールしちゃったよ~。頑張っちゃったよ~(笑)私もがんばったから(客席の)みんなも頑張ってね~っ!」と、一言発するたびに客席から歓声が上がった。そして、リーダー岡田ロビン翔子(ロビン)は「久々のバンドスタイルで、熱くROCKに煽っていきたいと思います! 今日はチャオ ベッラ チンクエッティとDraft Kingで、チャオベラキングな感じで盛り上がっていきましょう!」と、ダンサブルな昼公演とは変わって、解き放たれたように客席を煽りまくる。ロック・チューンを中心に緩急織り交ぜた楽曲が並び、ボーカルが4人いるガールズ・バンドのように約2時間のライブが繰りひろげられた。 チャオ ベッラ チンクエッティは昨年、4人になって初めてのツアーを手探りの中で迎えた同じ会場で、約1年後の今日、昼夜2公演ともに多くの新たな試みを盛り込みながら、自信に満ちた攻めのライブ・パフォーマンスで歌を伝え、華麗に舞った。 結成10周年イヤー、そして11年目を迎えた今回のツアーは、12月4日の東京 品川インターシティでのファイナル公演を目指して、ライブ・パフォーマンスもさらに進化していくに違いない。 (Text 高島幹雄)