わーすた単独最大ライブでネコミミ捨てる?
iDOL STREET発、“The World Standard”を目指す坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の5人からアイドルグループ・わーすた。6月以来となる待望の定期公演「わーすたランド わ-3」を9月2日に開催した。 「わ-2」のクリアから約3カ月、この間には海外公演を経験し、今夏はTOKYO IDOL FESTIVAL、SUMMERSONIC、a-naitionといった大型フェスにも数多く参戦を果たした。9月にはシングル『完全なるアイドル』を発売と、勢い、実力ともに加速し続けている。 今回の単独公演は、会場もわーすた単独史上最大規模の渋谷O-EAST。大会場でのライブに加え、久々の単独ということでメンバーもそれぞれが“どきどきとわくわく”な気持ちをブログに綴る。チケットも見事完売済み。舞台は完全に整った。 定刻を迎え、暗転。一新されたOP映像が流れると、ファンのテンションも沸々と高まる。ライトが点り、新制服衣装に身を包んだ5人が登場、必殺ナンバー『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』が鳴り響く。いきなりのブチ上がる楽曲での始まりに、のっけから場内も最高の盛り上がりで迎える。『ぱわわわわん!!! パワーパフ ガールズ』でじりじりと高め、『Doki Doki♡today』で少しセンチな空気を生み出す。 MCが始まると、パンパンに詰まった場内を見ては「スゴイ!」と口々にする。MC明け、サンバを基調とした『スイカ割り』で、再び夏の暑さを呼び戻すと、続くは坂本、小玉、松田による『にこにこハンブンコ』。普段をダンスパートをメインに担う3人だが、この時は三者三様の愛らしい声を響かせる。 新作『グーチョキパンツの正義さん』を披露。和のテイストを取り入れた今まで以上にコミカルなサウンドと振付、独特極まりない歌詞世界と、わーすたの魅力をさらに広げる楽曲となった。間髪入れずに「もっと大きな声を出しましょう!」という煽りと共に、『いぬねこ。青春真っ盛り』。低音が美しく映える三品、ヌケのいい高音が楽曲の世界を鮮やかにさせる廣川のツインボーカルは見事。こうしてKAWAIIを凝縮した前半戦は、あっという間に駆け抜けていった。 再度暗転すると会場に設置されたモニターに、楽屋でくつろぐメンバーが映し出される。しかし、そこで語られるのは「ネコミミのせいで髪の毛メッチャ崩れる」(小玉)、「ネコミミ、棄てちゃおうよ」(坂元)と、彼女たちのトレードマークでもあるネコミミに対し、不満をぶちまけ合うという内容。最終的にはネコミミを叩きつけるという展開に。不穏な空気が漂い始める中、ステージに「悪魔」な衣装に身を包んだわーすたが登場し『完全なるアイドル』が始まり後半戦へとなだれ込む。ゴシックなサウンドと、「猫キャラしんどい、アイドル多すぎ…」という自分たちの今までを皮肉ったかのような毒満載世界を、前半戦での可愛らしさから一転、シリアス多めな声とダンスで魅せていく。この時のジトッとした目で鬱憤を炸裂させる松田の存在感は見もの。 続くもアンニュイな『Zili Zili Love』、ハードな『らんらん・時代』と前半のKAWAIIからうって変わってダークなわーすたで攻めて行く。『好きな人とかいますか』はこの日のハイライト一つに。普段は三品、廣川のコンビで披露される楽曲だが、この日は3人を加えての5人での披露に。哀切漂わせる二人の声と共に、憂いを帯びた表情と引き締まったダンスを披露する3人が加わることで、この楽曲の持つ切なさがよりダイレクトに届くことに。楽曲が終わった刹那、場内に響く雷鳴。するとスクリーンに表れたのは、彼女たちのネコミミいらないという心が生み出した悪魔。ネコミミの不要を説く悪魔。「ネコミミを世界標準にするんじゃなかったの!?」と天使まで登場。ネコミミいる・いらない論争を巻き起こす。ステージ上であたふたするメンバー。すると「ネコミミ、ついてた方がいいですよね!」と廣川が切り出す。場内ももちろん!とばかりに声を上げる。最終的に「どんなわーすたでも付いてきてくれますか?」の問いかけに拳を挙げて応えた。 そんなわーしっぷの優しさに、感謝の印として『ちいさな ちいさな』を捧げる。温かい空気の中、ストナンバー『ワンダフル・ワールド』。最後の盛り上がりとばかりにステージ、フロア共に爆発的な盛り上がりを見せた。ラスト、恒例となったクリアの旗を揚げ、ライブを終えた。 もちろんこれで終わらせんとばかりに、アンコールが響く。『完全なるアイドル』PVが流れおわると、Tシャツに身を包んだ5人が再び登場。『いぬねこ。青春真っ盛り』(イントロロングver.)でこの日最高の盛り上がりを生み出し、1時間20分、わーすたの魅力を凝縮した「わ-3」は無事幕を閉じた。10月には初の全国凱旋ツアーを開催し、12月11日のツアー最終日にはO-WESTでの単独も決定した。勢い止まらぬわーすた、これからも世界標準を目指し駆け抜けていく。