秦 基博 稀代の棋士・村山聖氏描く映画主題歌書下ろし
秦 基博が、松山ケンイチ主演の話題映画『聖の青春』(11月19日(土)全国公開)の主題歌として、新曲「終わりのない空」を書き下ろしたことがわかった。 『聖の青春』は、100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖[さとし]が、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた”怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動作。村山聖を演じた松山ケンイチが、精神面そして、肉体面の両方から、役作りに挑んだ事でも話題となっており、11月19日(土)より全国公開される。 主題歌『終わりのない空』は、”痛いほど 僕ら 瞬間を生きてる もう 何も残らないくらいに”という、村山聖の人生とも重なる熱を帯びた世界観をもつ歌詞に、スケール感溢れるサウンドがマッチした壮大なナンバーで、秦が完成直前の映像を観て、原作を読み込み、書き下ろした。 『ひまわりの約束』(映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌)、『水彩の月』(映画『あん』主題歌)、『Q & A』(映画『天空の蜂』主題歌)など、近年数々の印象的な映画主題歌を手掛けてきた秦 基博の、新たな名曲の誕生といっていいだろう。なお、『終わりのない空』の発売情報などは、近日中に発表される予定だ。また、『終わりのない空』が使用された映画新予告編は現在『聖の青春』公式サイトで視聴でき、9月10日(土)からは全国の劇場で一斉に上映がスタートするので、こちらもチェックしておこう。 デビュー10周年を迎える今秋、9月17日(土)には自身が出演のほかプロデューサーも務める「AUGUSTA CAMP 2016~produced by 秦 基博」、11月からは横浜・大阪(2DAYS)・名古屋・仙台・札幌・博多の6都市をまわる初の全国アリーナツアーが控えている。益々精力的に活動する秦 基博から目が離せない。 <秦 基博コメント> 主題歌のお話を頂き、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。 曲作りは5月頃から。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取って頂けたら嬉しいです。 <森義隆監督コメント> また一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。 <原作者 大崎善生コメント> 考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になりカラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。 <野副亮子プロデューサー(KADOKAWA)コメント> 村山聖の太く短い一生は、没後20年近く経った今でも色褪せることなく語り継がれ、私たちの日常に、生きていることの素晴らしさを注ぎ込んでくれます。秦さんの歌声の中に、まさに「今」を生きる人々の日常に寄り添い、日々を尊ぶエールのようなパワーを感じ、主題歌をお願いしました。結果、村山聖が残してくれたものを、力強く感じられる、感涙必至のエンディングになりました。是非ご期待ください。