M.S.S Project「Soul Meeting Tour2016」が大盛況の中、中野でファイナル
ニコニコ動画のゲーム実況から飛び出し、音楽に、カレー制作…と何でもありの楽しみを提供する、FB777、KIKKUN-MK-Ⅱ、あろまほっと、eoheohの4人によるエンターテインメント集団「M.S.S Project」(以下MSSP)。 彼らは昨年末の全国ツアー「Chaotic Heaven Party」より実に半年ぶりとなる全国ツアー「Soul Meeting Tour2016」を7月より開催。 今夏ツアーは、今までのゲーム実況×音楽ライブをメインとしたツアーとはガラリと変わり、おなじみのゲーム実況はもちろん、足ツボマットを激走するなど身体を追い込む企画に、客席を巻き込んでの一大チャレンジと、まさに何が飛び出すか分からない、エンタメど真中な内容になっている。 その全国15カ所を回るロングロードツアーも8月30日にいよいよファイナルを迎える。会場は中野サンプラザ。もちろん売り切れの満員御礼。さて、どんな大騒動で、ソウルメイト(MSSPファンの総称)たちを未知の体験へといざなうのか? 暗転し、中央に4人が集まると爆音で『CELESTIAL』が鳴り響く。オープニングは、4人でのダンスパートで開けることに。ニコ動の「踊ってみた」で人気を博す、踊り手/振付師のめろちんが講師となりミッチリと仕込んだだけあり、軽やかで鮮やかなダンスを乱れることなく(若干肩で息しながら)キメていく。再度暗転すると今度はなんと『ENMA DANCE』がスタート。見事なフォーメーションダンスをカッチリときめていく。途中ソロパートが始まると、eoheohが綺麗に側転を決めれば、KIKKUNはハンドスプリングを披露とアクロバットまで飛び出す。相当な練習を積み重ねてきただろう成果を見事中野の地でも発揮した。 しかし、真面目な時間はここまで。矢継ぎ早に次のコーナー、ノープランで話が転がり続けるトークショー「無駄トーク」へ。テーマは「つるの恩返し」。つる、おばあさん、おじいさん、巨人にピノキオ、果てはマイケル・ジャクソン(!?)までもが入り乱れる怒涛のカオス展開に。4人の一挙手一投足、一セリフに場内が爆笑で包まれていく。ラストのオチもなぜか「桃太郎」へ帰結するという、非常に“らしい”展開で、さきほどまでの引締まったステージとは真逆のユルさをもたらす。 その空気の中、彼らの代名詞・ゲーム実況へとなだれ込む。1本目はサッカーゲーム『FIFA16』。FB、あろまによるイングランド代表チームと、KIKKUN、eoheohによるアーセナルチームへと分かれぶつかり合うことに。前半はアーセナルチームの個人技で1点を取るも、後半に入るとイングランド代表がパスワークから見事1点をもぎ取り返し、白熱したまま延長のPK戦にまでもつれ込む。結果はシッカリ決めきったアーセナルチームが勝利を飾った。 続く実況は、今やMSSPの実況と言えばこの作品!『LEFT 4 DEAD 2』。今ツアーでも色々と挑戦を繰り返したが最後は高難度モード「The Sacrifice」に挑戦することに。先導するFB、あっという間にヤラれるKIKKUN、味方を見失うあろま、救助に回るハメになるeoheoh…とバラバラのチームワークで1周目はあえなく全滅。しかし、これで終わるか!とばかりに2周目に突入。さすがに先ほどの経験が活きたのか、互いを助け合いながら成功させていく。彼らのプレーに手に汗握るソウルメイトも「ガンバレ!」の声援を送る。これが公開実況の醍醐味だ。互いにボケ、ツッコみ合いながらも突き進み、そして見事、クリアを果たす!会場は拍手で包まれる。 さて、ここからは後半戦。「HELL or HEAVEN チャレンジ」という物騒なタイトルのMSSPが体を張った企画に挑戦していくゲームコーナーが始まる。負けた人間は「東京湾に沈められる級の罰が待つ」(KIKKUN)とのこと。ちなみに14公演開催されて、最多のビリ経験者はeoheoh。その回数は6回と公演の約半分を占める。しかし当のeoheoh本人は「マジでやるから」と意気揚々。 最初のゲームは「たたいてかぶってジャンケンポン ペア」。ペアとなり、たたいてかぶってジャンケンポンを行うという非常にシンプルな内容。しかし、肝心のヘルメットとハンマーはステージの両脇にセットされ、勝敗の度にダッシュで取りに行かなければならない仕様。チームは先ほどの『FIFA16』と同じに。1回戦目、取りに行く役目を担うのはKIKKUNとあろま。最初は全力で行うも中々決着せず、次第に疲れが色濃くなる二人。何とかKIKKUNの手渡しが早く勝利を掴むも、KIKKUNは「あしたのジョー」ばりに椅子に座りこみ真っ白に燃え尽きてしまった。プレイヤーをFBとeoheohに交代すると混沌は速度を増す。じゃんけんで負けたはずなのにハンマーを奪うFB、先にKIKKUNの手元にハンマーが行きわたると逃げ出すあろま、とルール無視モードに突入。さらには最終決戦、4つのハコの中に隠されたメットとハンマーを探し出さなければいけない特別ルールで始まると、箱の中に入っていたアイテムを使った盛大なモノボケ大会に突入。もはや勝敗関係なく4人の全力でのじゃれ合いに。最後、息を切らしながらFBはボソリと「今までのツアーの中で一番辛かった」と呟いた。 続くビニールシートの上に乗っての陣地取りゲーム「フラミンゴアイランド」でも、隙を突かれてあろまに惨敗するKIKKUN、風船にやたらとビビりまくるFB、勝負弱いeoheohと、わやくちゃ度合は止まることを知らない。 ラスト勝負は「バラマキ名フレーズ」。場内のファンに配られたピンポンに書かれた文字を使って、ステージ上に置かれてあるお題に応えるという内容。まずはFB vs eoheoh。「み」で始まるアイドルが言っちゃいけない一言というお題にeoheohは「皆殺しだ!」という強烈なラインを残す一方、「け」から始まる言われたらテンションが上がる一言というお題に「結婚しよう」と答えるFB。この一言に場内中に黄色い声の嵐が巻き起こる。しかし残りの3人は苦虫を噛み潰したかのような顔で×を繰り出す。気を取り直し、あろま vs KIKKUN。あろまは「つ」で始まる女性が胸キュンしちゃう一言で「詰めが甘い」と、ドSな彼らしい言葉で沸かせれば、KIKKUNは「え」で始まる「リア充が言いそうなセリフ」で「永遠に愛してる」という必殺の一言を放つなど名ゼリフを応酬しあう。 全ゲームが終わり、なんとFB、KIKKUN、あろまの3人が8点で並ぶ中、eoheohが一人だけ5点と下回るという結果に! eoheoh、屈辱のHELL決定!! 待ち受ける凶悪な罰ゲームは、なんとビリビリアヒル&顔面ハリセン&ゴムパッチンのスペシャルメドレー。一気に三つをくらい倒れ込むeoheoh。さて、これで終わらないのがMSSP。いつの間にか道具を奪い合い、最終的に全員で罰ゲームを食らわせ合うという非常に仲睦まじい(?)やり取りを繰り広げる。最後ビリビリアヒルちゃんに悶絶するFBの「あろま、助けてっ…!」という断末魔が会場にこだました。 いよいよ残すところ最後のコーナー「全国ソウルミーティング選手権」、会場内のファンによる玉入れが始まる。コンスタントに溜まっていく玉。「こんなに溜まったのみたことない」と口々に語る4人。結果は…451個と15公演中最多の数を記録! 大歓声が巻き起こる。 ラスト、KIKKUNはこのツアーを振り返り「今まで来てくれた人たちが、ここまでバトンを繋いでくれたと思います。来てくれたみんなありがとう!」と感謝の一言を述べた。最後「全世界のみんな、ばーい!」の大合唱で、多幸感に包まれながら全15公演の幕を閉じた。最後の最後まで楽しませつくしたMSSP流のエンタメの真髄が味わえる3時間だった。 ■M.S.S Project Tour 2016 ~光と闇のファンタジア~特設ページ ■M.S.S Project×nicocafe 2016年8月30 日(火)~9月15日(木) 池袋P’PARCO B2Fニコニコ本社 (営業時間:11:00~21:00 フードL.O 20:15 ドリンクL.O 20:30) ※混雑時、整理番号を配布させていただき、番号順にご案内させていただく場合がございます。http://nicohonsha.jp/archives/10562