DOG inThe PWO×BugLug×Blu-BiLLioN 恒例レーベルツアー大盛況
Resistar Records所属の3バンド、DOG inTheパラレルワールドオーケストラ、BugLug、Blu-BiLLioNによる毎夏恒例のレーベルツアー”治外法権”が今年も開催。全国10都市を回り、11箇所目となるZepp DiverCityで8月26日にファイナルを迎えた。アクシデントにより16人全員が揃わない形で実施された今回の”治外法権VOL.6”だが、”レジレコ”の絆は健在。イベントの最後には、これまた新春恒例の“治外法権”が来年も行われることが告知され、2016年の夏を歓喜と感動で締めくくった。 トップバッターで登場したのはレジレコの長男格・DOG inTheパラレルワールドオーケストラ。7月に発売したばかりの最新シングル『7th WONDER』からスタートしたライブは、持ち前のキャッチーでパンチの利いたナンバーと共に、強いメッセージ性を備えたものに。現在、1年をかけて全国47都道府県すべてを回り、作品をリリースしていく”project『Love』”を敢行中の彼らだけに、そのベースにあるものはズバリ“愛”だ。この日が初披露となった新曲『JOY TO THE WORLD』もサンバの陽気なビートの裏に、弱さや痛みをしっかりと踏まえた上で未来を見つめるリアルな前向きさに満ちたもの。加えてキュートとカオス、毒と華を併せ持ったパフォーマンスも魅力的で、会場をDOGならではのワンダーランドに塗り替える。 続いてレジレコ唯一の6人組Blu-BiLLioNは、teru(Key)のピアノをバックにミケ(Vo)が透き通ったハイトーンボーカルを聴かせる『with me』で幕開け。彼らの武器である“歌の力”を強く印象づけながら、その後はロックバンドの概念を超越したタイトなビートでフロアを揺らす。昨今の彼らがテーマにしている“踊れるライブ”を実現すべく、『Aqua』『Starry Days』等のライブ定番曲も絶妙なリアレンジが施され、コンポーズの要である宗弥(G)はギターのみならず鍵盤までプレイ。9月28日にリリースされる新曲『この手に在るもの』でも艶やかなアコースティックギターの音色を響かせ、丁寧なサウンドメイクと流れのいい展開でバンドコンセプトでもある”無限の可能性”を確かに感じさせた。 トリのBugLugは一聖(Vo)が事故によるリハビリ中のため、今回のツアーは楽器隊の4人のみでの参加に。しかし、攻撃的なアッパーチューンを畳みかけるスタイルも、フレーズごとに手分けして4人で歌い上げるボーカルの熱さも、普段のBugLugと何ら変わるところはない。むしろ『THE DEAD MAN’S WALKING』で”何度だって何度だって這い上がるぜ”というフレーズを「俺たちの合言葉!」と歌う様は、恐るべきリアリティで胸に迫り来る。さらに「みんなの声が、想いが一聖に届いて、それが何より一聖の力になると信じています」と優(G)が前置いたラストの「Dream Rush」ではオーディエンスも大合唱。4人でBugLugをやり通した彼らに、そしてツアーをやり遂げたことへの感謝と共に優が叫んだ「一聖! 早く帰ってきてください。みんな待ってるから」の言葉に、場内から割れんばかりの拍手が贈られた。 そこから”治外法権”恒例のメンバーシャッフルによるセッションへと進み、将海(BugLug/Ds)を中心としたメンバーでゆずの『夏色』とT.M.Revolutionの『HOT LIMIT』を披露。後者では将海が服を脱ぐと、なんと黒ガムテープによる完コス(!?)姿が現れるという仕掛けで客席を大爆笑させる。続いて全員を呼び込んでの大セッションでは、レーベルのテーマ曲『Resistar Recordsのテーマ』で一聖のパートを春(DOG inTheパラレルワールドオーケストラ/Vo)とミケの二人で”一聖率いるBugLug”と歌うシーンも。さらに、来年1月7日(土)にTOKYO DOME CITY HALLで”治外法権-新春だょ全員集合!!2017-”を開催することが二人の口から発表されると、例年以上に喜びの声が湧く。イレギュラーな状況だからこそレーベルの温かさ、絆の強さが浮き彫りとなった今回の“治外法権”。その経験を糧に、3バンドそれぞれが逞しい成長を遂げて行くことを期待したい。