NMB48は総選挙後どう変わっていくのか?
毎年のように「選挙に弱い」と言われ続けたNMB48。今回、新潟で開催された「AKB48 45thシングル 選抜総選挙」ではどうだったか?結果から言うと、今回の総選挙に関しては「渡辺美優紀の卒業」という大きな節目となった中で、NMB48メンバーが、ファンが、本気になった選挙だったのではないだろうかと思う。 ここまで「選挙に弱い」と言われた原因は諸説あり、何が原因とははっきりとは言えなかった。しかし、今回の選挙に関しては明るいニュースも多かった。 まず一番のサプライズは、苦労人である沖田彩華の大躍進だ。速報で14位、最終順位でも第25位にランクイン。 総選挙前、NMB48を初期から追い続けるライターのブレーメン大島氏も当サイトのインタビューに「沖田がランクインすれば、NMB48のファ ンとしても一番の盛り上がりになるんじゃないでしょうか?」と語っていたように、まさに奇跡のランクインは大盛り上がりとなった。 さらに、大黒柱の山本彩は第4位とついに「てっぺん」に手が届く順位にまで上り詰めた。1位を目標としていた山本彩には悔しい順位だったのかもしれないが、「選挙に弱い」と言われたNMB48の変革を沖田と共に印象づけた。 その他にも明るい話題は多く、特に「次世代エース」の筆頭でありグラビア人気も最近では急上昇中の白間美瑠が第24位、その白間のライバルとなる矢倉楓子も第33位につけている。この二人のライバル関係が、今後のNMB48の物語を作っていく上で重要となると思われるだけに、今回の白間24位、矢倉33位という数字は非常に意味のあるものとなった。白間は他のグループから自分と同年代が今回多く選抜入りしたことは刺激になっただろう。そして、自分が渡辺美優紀に代わり「山本彩とNMB48を引っ張る」存在にならなければいけないと強く意識しただろう。 そんな白間を追いかける矢倉は、以前にも増してライバルとして活動に熱が入るだろう。 そして、若手の太田夢莉、薮下柊、さらに最近は様々な場面で抜擢が目立つ須藤凜々花が続き、彼女たちのライバル関係も非常に面白いものとなりそうだ。 2016年、渡辺美優紀が卒業をすることで本格的に世代交代をメンバーも、ファンも意識しなくてはいけない状況になる。絶対的エースである山本、そしてライバルであり同志であった渡辺。この二人が他のグループに負けない個性で引っ張り続けてきたNMB48なだけに、山本が絶対的な人気でリードしてくれているうちに、次世代エース・センターが登場しなければ、NMB48の未来はない。 NGT48の誕生で、国内「真ん中のグループ」となったNMB48。AKB48グループには圧倒的人気を誇る先輩も多く、また勢いのある後輩も多い。そんなNMB48だからこそ、若いメンバーの突き抜けた個性と爆発が期待される。その光を、今回の総選挙で感じられたのではないだろうか。 写真(C)AKS