SKE48は総選挙後どう変わっていくのか?6期生の大躍進に期待
新潟で開催されたAKB48選抜総選挙。当日の結果が大きく取り上げられるのだが、では、総選挙後に各グループの動きはどうなるのか? 現地取材も含め、総選挙を追いかけた当サイトが各グループそれぞれにスポットを当て、総選挙後を考えてみた。 今稿では、SKE48について触れていきたい。 昨年は26名とグループ最多のメンバーを送り出し、その勢いを見せつけた。しかし、今年は大矢真那、柴田阿弥、松村香織といった中心を担うメンバーが軒並み不出馬という事もあり結果的にはランクインが20名。第3位に松井珠理奈、第7位に須田亜香里がランクインするという結果は残したものの、熱い志を持つSKE48メンバー、そしてファンとしてはこの結果は手放しでは喜べなかったことでしょう。 ただ悔しい結果の中でも、光るものがあったのは間違いない。今回の総選挙の結果、またはその後の動きを見るに、完全なる次代への胎動を感じさせる展開を見せているからだ。今年は4人が初のランクイン。しかもみな、4期生以降と、これからのSKE48を牽引していく、中堅~若手メンバーたちだ。 目鼻立ちがクールかつキリッとしまった “イケメン”ぶり。そのルックスからは想像できない情熱的なパフォーマンスで魅了する4期生・酒井萌衣は63位にランクイン。敬愛していた梅本まどかが卒業して以降、さらなる自覚が生まれたのか、ただでさえ持っていた凄味が増した。着実な一歩を踏みしめてきたからこそのこの順位です。彼女の這い上がる精神はきっと若手たちに大きな影響を与えるはず。SKE48の次世代キャプテン候補の一角、誕生の瞬間を見た気分だ。 “みんなの妹”というキャッチの通りフワリとした愛らしさが魅力のザ・アイドルな5期生・江籠裕奈は35位に。もとよりシッカリ者だった彼女は、今年に入りさらに一変。大人の風格すら漂わせるように。彼女の決意溢れるスピーチはまさに成長の証。この日を持って、江籠はみんなの妹からSKE48を牽引する立場となったのだ。 中でも注目すべきは初選抜を果たした6期生の2人。31位にランクインを果たした竹内彩姫は以前に当サイトでも触れたように、凄まじい勢いを感じる。速報順位9位、本選でもアンダーガールズ入りを果たすなど間違いなくSKE48の次を担う存在として相応しいことを結果で示した。79位の日高優月はようやく、と言ってもいい。表情豊かなダンスの持ち主にして、熱く涙もろい人情溢れる人柄の持ち主である。この大舞台に立つのは遅かったぐらいだ。竹内、日高の2人は8月17日発売のニューシングル『金の愛、銀の愛』で初選抜入りを果たした。SKE48にとって、総選挙後の大切なシングルとなり、彼女たちはどんな輝きを見せるのか期待だ。 今回の総選挙において6期生は文字通りの大躍進ぶりを見せた。SKE48のランクイン内訳を見ると、6期生からは上記の2人以外では北川綾巴(64位)、熊崎晴香(67位)、鎌田菜月(74位)の選抜入り。20人のランクインメンバーの内、実に4分の1が6期生で占められていることに。6期生の現在の所属人数は11人。約半分ものメンバーが名を連ねたことになる。しかも、速報にランクインした野口由芽(速報70位)、青木詩織(速報87位)の2人を加えれば7名。この高打率ぶりは特筆すべきでしょう。6期は今やSKE48劇場の柱として大活躍している。こうした「シアターの女神」たちが大舞台で羽ばたくのも実にSKE48らしい。東李苑、井田玲音名、山田樹奈、北野瑠華も日々邁進し続けている。勢い溢れる6期生が切磋琢磨することで、劇場はさらに活気づき、ひいてはSKE48は新たな黄金期の幕が開くはず。 速報64位に入ったドラフト1期生・荒井優希、7期で唯一速報にランクイン(95位)を果たした後藤楽々は、やはり至宝たるゆえんを見せた。ランクイン適わなかったが、この経験はきっと大きなものを与えたはず。彼女たちの視線の先はすでに来年の大舞台へと向いているはずだ。 今年の結果は飛躍のための一呼吸に過ぎない。何より、着実に次なる原石たちが輝こうとしていることを今年の総選挙でSKE48は示した。SKE48の代表曲『未来とは?』の一節に、「“たった今”から始めようぜ 僕らは待ってるだけじゃだめなんだ」とある。まさに、SKE48の未来は現在進行形で進んでいる。この可能性がどうなっていくのか?来年の答え合わせを楽しみにしたい。 最後に一つ、若手の奮闘ぶりが光った総選挙の煽りを受けたかは分からないが、彼女たちの武器である劇場公演も、次なる一歩を進めた。つい先日、チームS公演にて研究生・町音葉がアンダーとしてセンターに立ったのだ。町は常に笑顔とガムシャラさを全開にして公演を大いに盛り上げた。間違いなく、新しい芽が葺いた瞬間だった。異論反論が起こったものの、まだ経験浅いうちから輝かしい場所を与えることは、若手にとって大きなモチベーションとなるはず。このことについて大矢はブログにて「狙える人はどんどん狙っていってほしい」と、賛成の声を挙げている。この一件を経たことで、新たなエース、センター候補の熾烈な争いがさらに加速するはずだ。SKE48、まだまだすごくなっていきそうだ。(田口俊輔) 写真(C)AKS