NGT48は総選挙後どう変わっていくのか?
NGT48にとって「第8回AKB48選抜総選挙」は、チャレンジの場であり夢の大舞台だった。 スタートして間もないNGT48の地元である新潟で総選挙が行われる、ということがすでにサプライズだった今回、何よりもメンバーが感じたのは「地元の愛」だろう。 ちなみにだが、筆者が会場であるHARD OFF ECOスタジアム新潟へ向かうタクシーの中で、初老の運転手もNGT48をしっかりと理解し、応援をしていたのも印象的だった。 そんなNGT48、なんといっても第76位にランクインした加藤美南の存在が大きい。結成当初よりセンターとしてNGT48の顔になった加藤。AKB48グループでも前代未聞の「前宙」を振り付けに入れるなど、そのダンスパフォーマンスはすでにトップレベルの強者。しかし、素顔はいつもニコニコとしているホンワカなキャラで、ファンだけでなく、メンバーにも愛されている。この加藤のランクインこそ、NGT48最大のサプライズであり光となった。加藤の名前が呼ばれた瞬間、会場が一体となって祝福したのもNGT48の、そしてAKB48グループの未来を予感させた瞬間だった。多くのメンバーが、加藤のように輝きたい、そう思えただろう。 また、惜しくも速報でランクインしながら新潟で名前を呼ばれなかった荻野由佳、中井りかにも、ファンは大きな可能性を見出したことだろう。 そして何よりもNGT48にとっての収穫は、常々「新潟の女になる」と宣言していた北原里英がしっかりと第12位にランクインしたことだろう。NGT48のキャプテンとしてプレッシャーの中で戦った北原は、結果を出したことでメンバー、そして地元のファンたちの信頼をしっかりと勝ち取った。AKB48時代は、人気メンバーでありながらもおとなしく頼りなかった印象の北原が、後輩たちの目の前で力強く結果を残したことは、今後のNGT48メンバーにとっては何よりデカイ自信につながっただろう。北原が見せるリーダーシップに期待したい。 メジャーデビューも決まったNGT48。今回の総選挙で地元での注目度も更に急上昇しただろう。この地元の熱をしっかりと獲得していかなければならない。そして、今後はメジャーデビューへ向けメディア露出も増えていく中で、兼任の柏木由紀の力も借りながら、まだスポットが当たっていない各メンバーがどう自分を出していくのかが大きな鍵となる。摩訶不思議な高倉萌香や、バラエティ対応も可能な山田野絵を始めまだまだ魅力的なメンバーが多いだけに、一丸となって一人でも多くのメンバーが「見つかる」ことが必要だ。 この選挙をキッカケにNGT48は一気にブレイクをする可能性を秘めている。これからの活躍に期待したい。 写真(C)AKS